【乳がん闘病コミックエッセイ】ep13:ジーラスタをやめてみる
第13話













今回の領収書

日日伴走記

CHOCO'S column
「つらい」は 言ってよかった
トリプルネガティブタイプの乳がんは遺伝性が高いらしく、親族に乳がんを患った履歴が無かった私ですが検査を進められました。
それがHBOC検査(遺伝性乳がん卵巣がん症候群の診断を目的とした遺伝子検査)です。
結果、私は陰性でしたが陽性だった場合予防治療としてがんになっていない乳房や卵巣も希望があれば切除できるそうです。
さて、13話はEC療法(抗がん剤治療)の前半で出てきた副作用についての内容でした。 今回はその中から、もう少し深掘りしてお話させてください。
・ジーラスタという薬のこと
11話にも出てきた「ジーラスタ」。
これは、抗がん剤治療中の人にとってものすごい画期的な薬なんだと思います。
改めて、ジーラスタってどんな薬かというと…
好中球数を増やして、抗がん剤による白血球減少症(特に発熱性好中球減少症)の発症を抑える薬。
抗がん剤を打つと、一定期間どうしても免疫が下がってしまうんですよね。
そのあいだは熱が出やすくなったり、感染症にも気をつけなきゃいけなくなる。さらに白血球の数値が低いと、次の抗がん剤のスケジュールが延期になることも。
…とにかく、よくないことがたくさん起こり得るわけです。
そんな副作用を防ぐために登場するのがジーラスタ。とても画期的な薬です。
が。
これが…噂には聞いてたけど、本っっ当に、つらかった!!
たとえるなら、インフルエンザになったときの「全身のだるさ」と「関節の痛み」がいっぺんに来る感じ。
眠いわけじゃないのに身体が重くて痛くて、目も開けられない。
ひたすら横になって、時間がすぎるのを待つだけ…。
副作用を防ぐための薬でこんなにしんどくなるなんて、最初は想像もしてませんでした。
でも、診察前にある看護師さんとの問診で、毎回「体調はどうでしたか?」と聞いてもらえるので、正直にそのしんどさを伝えてみました。
そしたら「主治医に一度相談してみたら?」とアドバイスをもらって、それが漫画のエピソードにつながっています。
なんでも言ってみるもんですね~~!
・体重が増えたこと
これ、当時はまったく気づいてなかったんですが、今思えばおそらく“ステロイド”の影響だったんじゃないかと思います。
抗がん剤の副作用を抑えるために、治療の前にステロイドを点滴するんですが、これがむくみの原因になることもあるそうです。
実際、治療が終わってから特にダイエットをがんばったわけでもないのに、体重がスッと3キロくらい落ちました。
数値的な減少よりも、むくみが取れたことで見た目がスッキリしたのか、まわりの人たちからも「痩せた?」って言ってもらえるほどでした。
ちなみに食事制限については、私が通っていた病院では特に無かったんですよね。
副作用で食べられない時期は【孤独のグルメ】で食欲を満たして(笑)、元気になったら今度は反動で爆食い。…いや、美味しいものって最高ですよね。
ただ、あまりに太りすぎて栄養士さんに「…そろそろストップしましょうか」って真顔で言われたことは忘れない(笑)
それまでは「食べれる時に食べるのは良いことです!」ってフォローしてくださってたのにカルテを見直してからのコレです。自分を甘やかしすぎた。(※病院によっては、お寿司や生魚NGなところもあるそうです。治療法や薬の種類によって違うと思うので、食事に関しては必ず主治医や担当の栄養士さんに確認するのが安心だと思います!)
味覚障害や静脈炎については、次回の14話コラムで詳しく書こうと思っています。
また読んでいただけると嬉しいです!
【CHOCO/ちょこ】
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