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【乳がん闘病コミックエッセイ】ep21:抗がん剤治療後半戦スタート!


第21話

今回の領収書

日日伴走記

CHOCO'S column

静脈炎と週一通院のルーティン

ついに、抗がん剤治療の後半戦に突入……。
その前に、14話コラムでも少し触れた静脈炎について。その影響の大きさには、自分でも驚かされました。

本来、抗がん剤や点滴は“切除する側ではない腕”から行うのが基本です。それなのに、炎症で血管が使用できなくなってしまった私は、手術時もやむを得ず左腕(切除側)から投与されるなど、まさに振り回され続けました。
右腕が点滴では使えなくなった為、パクリタキセルの投与も左腕からになったのですが、幸いなことにパクリタキセルは静脈炎の症状がほとんど出ませんでした(EC の方が発症しやすいと言われています)。

今でも、(2025年8月現在に至るまで)左腕での採血経験はありません。痛みはなくなりましたが、半年ほど腕をまともに動かせなかった影響で筋肉のこわばりが残り、今でも時々整体に通っています。

さて、後半戦のパクリタキセルという薬ですが、水に溶けにくい性質を持つ薬剤で、そのためアルコールを含む溶液に溶解して投与されます。
その結果、車の運転は厳禁!飲酒運転に相当します。

幸い、夫が会社と相談して投与日に公休を変更してもらえたおかげで、毎週の送迎が可能になり、通院の負担は解消されました。毎週の通院は正直大変でしたが、副作用はECの時と比べると吐き気や倦怠感はほとんどなく、ジーラスタを使わなかったおかげで体への負担も軽減されていたので、私はかなり楽に過ごせました。
ただし、毎週末は仕事で外出し帰宅後はぐったりしてしまう日々……。それでも、「働いている」という事実が私を奮い立たせ、身体は疲れていても心は穏やかでした。

そんな中、家庭内で大事件発生!

15話でも少し触れましたが、私のがんが発覚しEC治療中だった頃、ちょうど夫の仕事が忙しく夜勤が増えたことで、夫自身が体調を崩す時期がありました。その無理がたたり…

夫が頚椎ヘルニアを発症!
通院&休職を余儀なくされたのです! 

もともと私の通院のために毎週月曜日が公休だったのですが、夫自身の通院や休職も重なり、
「私を病院に送る → 夫の通院 → 終わり次第私の迎えに戻る」
というルーティンになりました。

頚椎ヘルニアになった夫は、横になって寝ることができず、しばらく愛用のゲーミングチェアで寝る日々。
首からくる神経の圧迫で左腕に痺れと痛みが出る夫と、静脈炎で右腕が痛かった私。
そのときふと、「私たち、サスケとナルトじゃん? 俺たち、逆だったかもしれねぇってやつじゃん?」と大笑いしたことを、今でも覚えています。

今では笑い話としてテッパンネタになりつつあるけど、当時は本当に慌てました。夫は体をまともに動かせなくて、楽な姿勢で安静にするしかなく、会社も休職。もし私が前の職場で再雇用が決まってなかったら…って思うとゾッとします。傷病手当って、休職が明けてからじゃないと申請できないってこの出来事で初めて知ったのでした。

【CHOCO/ちょこ】
Instagram:https://www.instagram.com/choco_phototime/

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