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5/24「鳴りやまない拍手」

今日は香川に行った。

浜堂(はまんど)本店の昼ラーメンを食べるのが初めてで、言わないと細麺にならないこと知らなくて(麺が二種類あるのすっかり忘れてたし)平打ち太麺になってしまった。でも、麺にこだわってるだけあって美味しかった。

そのあと大雨のなか、香川県立ミュージアムに。「皇室と香川」展で国宝が見られると母が言うので見に行ったら「これ、去年です」と言われた。
母でもこんなポカミスをするんだ。(私も気付かなかったけど)
ショックと申し訳なさで落ち込む母、一方で私は可笑しくなって笑ってた。

今日はなんかズレてる日だと言いながら。

切り替えて高松市美術館で「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展を見た。
ゴーリーがちょっと不気味な絵本を作る作家だということは知っていたけど想像以上の緻密さに驚いた。やっぱりすごく暗くて不気味なんだけど読者を怖がらせようという意図は感じなくて、純粋に不条理を描きたかったんじゃないかな、って気がした。

『ギャシュリークラムのちびっ子たち』は私も聞いたことがあった。
アルファベットのA~Zを名前の頭文字とする26人の子どもたちが死んでいく場面を描いた絵本。その一瞬を切り取ったかのように、なんの説明もなく、淡々と26人の死因が書かれている。

A is for Amy who fell down the stairs
(Aはエイミー かいだんおちた)
B is for BASIL assaulted by bears
(Bはベイジル くまにやられた)

『ギャシュリークラムのちびっ子たち』より

そこに他の絵本のような教訓や道徳はなく、まるでなんてことないように、平然と子どもたちが死んでいる。それを見て気味が悪いと思う自分がいる。でもその無風さにかえって落ち着いている自分もいる。
ゴーリーは、良い悪いの外側から子どもたちや世の中を見ていたのかも。


そして今日のメインイベント、玉置浩二のシンフォニックコンサート。
billboard classics
玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2025 “ODE TO JOY”

玉置浩二のコンサートには2回行ったことがあり、どちらも最高だった。
そしていつか、このシンフォニックコンサートに行きたいと思ってた。
もう楽しみで楽しみで!
1階の最後列だったけど、そんなにステージとの距離を感じなかった。

1曲目から泣いている自分がいた。
今日の玉置浩二は第一声からもう魂の震えるような歌声だった。
MR.LONELYからサーチライトへ繋がった時には半分嗚咽のようになっていた(声が出るのを抑えていたのでぷるぷると震えていた)。
途中休憩の際に「この状態でどうしろと」と思ったものだ。

どの曲も素晴らしかった。すごいとしか言えなかった。
まさか安全地帯の曲もやると思っていなかったし、ヒット曲メドレー状態で本当に夢のようなコンサートだった。

また指揮者の方がとても素晴らしく、瀬戸フィルにはこんなすごい方がいるのかと思った。後で調べてみると有名な方で、今瀬戸フィルのミュージックアドバイザーをされているのだとか。そういった縁があって、今回香川でも公演をしてくれたのかもしれない。感謝しかない。

特に今夜のJUNK LANDは本当に素晴らしかった。
玉置浩二だけではなく、指揮者、オーケストラ、舞台スタッフ、そして観客全ての息が合い、最高潮に達していた。演奏が終わって玉置浩二と指揮者の大友さんが熱い抱擁を交わし、観客の大きすぎる拍手は鳴りやまなかった。
こんなとんでもない場面に立ち会えたこと、音楽の素晴らしさをひしひしと体感できたことも嬉しかった…。

人生で一番涙を流したコンサートであり、一生忘れられない夜になった。
三度目のアンコールに応えてくれて、会場を抱きしめた姿が目に焼き付いている。玉置浩二がこれからもずっと健康で長生きしていつまでも歌い続けてくれることを切に願います。ありがとう…。



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