5年目の社労士試験、独学のマインド
独学が好きである。
それゆえ、ここ何年も、独学で社会保険労務士の試験にトライしている。
そして、玉砕し続けている。
2024年は、選択式では合計は足りたものの1科目で足切りとなり、択一式では足切りはなかったものの合計点が7点足りなかった(※正式な葉書はまだ来ていないので、こちらはあくまで自己採点の結果です)
落ちたのは独学のせいなのだろうか。
こんなに落ち続けているのになぜ予備校について調べようともしないんだろう。
本気度が足りないからだろうか。
そんな迷いが生じていて、なるべく納得して勉強を進めていくために、自分にとって独学とはどういう立ち位置なのか改めて振り返って、今後の勉強のマインドを定めておきたい。
(書きながら自分のマインドを整理するための、読者にとってはあまり実りがないであろう記事です。)
これまでの独学歴
社労士試験に限らず、これまで、語学や漢字、年金の資格に独学でトライしてきた。
また、資格試験に限らない範囲で言えば、
専門外の本を読んでみる、
「ながら日経」を聴いて経済の動向を知る、
知った動向をもとに株を買って企業の成長をウォッチする、というのも好きだ。
また、自分とは異なる職業に就いている人の話を聞く、
YouTubeで英語圏の文化について学んでみる、
英語の音声で映画を見てみる、なども好きだ。
勉強と少し離れた、創作というところで言えば、
ソーイングの番組から影響を受けて、シャツを1から作ってみる、ということもあった。
(これまでのソーイング歴:ワイシャツ、簡単なブラウス、ポーチ、トランクス、など。現在は子ども服を製作中。ソーイングも、裁縫教室とかあっても惹かれないんだよなぁ。)
私にとって、社労士の勉強は、これらのこととかなり近いところにあるように思う。
独学とは「独りで学ぶ」と書くが、実際には、その分野に詳しい人が発信しているコンテンツを活用したり、誰かから刺激を受けたりしながら行ってきたなと思うので、完全に「独り」ではなかった。
また、「学ぶ」とは試験で高い点を取るというよりも、その世界の広さや深さを自然に知り、感動するということに近かったように思う。
私にとっての独学の定義
社労士試験に限定して、自分にとっての独学の定義を探ると、以下の通り。
【使わない】
・予備校(オンライン含む)
【使ってOK】
・市販のテキスト、問題集
・勉強用SNS
・インターネットで勉強方法や解説を調べる
・模試
要するに、予備校に通わなければ独学、と思っている。
ちなみに、予想問題の本は買ったことがあるけど、現地に行くタイプの模試は受けたことがない。次は受けたいな。
これまでの予備校活用歴や、私が思う予備校というものの特徴
予備校は、これまで、高校受験(予備校というより塾と呼んでいた)や大学受験、公務員試験で使ってきた。
大学生のときには、お世話になっていた大学受験用の予備校でバイトもさせてもらった。
私が思う予備校の特徴はこんな感じ。
【メリット】
①わかりやすく解説してくれて、効率よく学べる
②試験に向けて、勉強のペースがつかめる
③刺激が得られる
④質問ができることが多い
【デメリット】
①お金がかかる
②独学よりも柔軟性に欠ける(例:授業のスケジュールが決められている、地理的・時間的制約がある場合が多い)
③授業を受けただけで満足してしまう場合がある
④予備校選びが面倒
【自分に合わないタイプの講師】
・めちゃくちゃ尻を叩いてくる、怖いタイプの人。このタイプの講師、真に受けすぎて授業中胃が痛くなりがち。怖いと質問もしにくくなって学びにも悪影響が出がち。
・「ここは捨てていい」「これさえ覚えればいい」などとバッサリ言われすぎると、かえって勉強が苦行な作業のように感じて楽しめなくなる。
改めて:なぜ私は独学が良いのだろうか
私は、なぜ予備校を敬遠するのだろう。
ケチな一面もゼロではないだろうが、誰かがお金を出してくれたとしても、「えー、予備校ー?」って感じだ。
私は、紛れもなく、「なるべく遠回りせずに合格に導いてあげますよ」と言われると、その過程はもはや自分の好きな「学び」ではなく、「作業」になってしまうのだと思う。
とはいえ、現在、0歳児と生活を共にし、おそらく4月には仕事に復帰する私。
毎日育児に追われ、1日が爆速で過ぎていく。
時間も限られているのだから、つべこべ言っている場合ではないのではないか。
それでも、だからこそ、勉強は、家庭とも職場とも違う、自分にとっての大事なサードプレイスだ。
やはり、自分がやりたいように、やらせてあげたい。
独学がいい。でも受かりたい。
独学で勉強していくのはまぁいいとして。
社労士試験は合格率も1桁台で、
ただやりたいように心地よくやっていては受からない試験だ。
合格もしっかり目指していけるように、予備校に通うメリットとして考えられていた項目も、なるべく自分の中で大事に持ちながら勉強していきたい。
①わかりやすさ、効率
ただ一つ、「深入りするときは、テキストにある範囲で」。
社労士の試験はとにかく範囲が広く、正直「何でもあり」の試験だ。
テキストにあることはしっかり学ぶけど、そうでないことはなるべくさらっと流す。これは大切にしよう。
②勉強のペース
勉強用のSNSのアカウントがあるので、周りの人を参考に、大まかなペースはつかめそう。
また、自身の育児や仕事の状態に合わせて、常にキャパシティを把握し、随時計画を修正する自分を保っておきたい。
③刺激
これも、社労士の勉強をしている人は身近にはいないので、なるべくSNSから刺激をもらいたい。
過度に時間を割きすぎず、でも、自分より頑張っている人から目をそらさないこと。
自分が取り入れていないけど取り入れるべきかも、という勉強法を見かけたときに、すぐにスルーしないようにしたい。
④質問
今のところどうしても質問したい場面というのは訪れていない。
そもそも、考えられる質問は、2通りあるように思う。
1つは、勉強内容に関する質問。もう1つは、勉強方法に関する質問。
前者は、たいてい調べれば何とかなるような気がする。
長い時間調べても分からない問題は、たいてい深入りしない方がいい問題だとも思う。
勉強方法については、これも勉強用のSNSを活用して、既に合格した人を上手に頼っていけたらと思う。
大事なのは、独学か予備校か、ではない
ここまで書いて感じたことは、独学か否かというのはあまり大したことではないということ。
自分の強みや弱点を知らずに、「みんなが通っているから」と予備校に通っても、大した成果は得られないと思う。
同時に、「独学だからこれができなくても仕方ないか」と、独学を言い訳にするようなことも、あってはならない。
独学でも予備校でも、仕事があってもなくても、育児があってもなくても、何時間勉強しても、社労士試験は、同情して私に点を分けてくれたりはしない。
だからこそ、その高い壁が、私の人生を面白くしてくれていると感じる。
これから8月末の試験当日まで、勉強以外でも、今だからできる経験、今だから見られる子どもの成長などがあるだろう。
だけど、「人生一度きりだから楽しまないと」とそれだけを思うのではなく、
これまでと違って、一つ一つ、試験当日に言い訳をしない自分であれるように、
独学だからこそ、自分のやり方を常に疑い、信じ、他者の声を聴き、でも流されすぎず、
とにかく自分の勉強方法、勉強時間に一つ一つ責任意識をもって。
予備校に通わない自分をたまに責めてしまうことがあったけど、予備校に通わないことは、悪いことではない。
試験に対してあまり苦しい思いが湧かず、4年間ずっとワクワクしてしまっている自分を、卑下しないこと。
楽しめるのが私の強みだと思うし、結局のところ、自分に合った方法が自分にとっての近道だ。
真剣に、楽しもう。
誰得…という感じの記事ですが、独学派の誰かにとって、「わかるわかる~」と読んでもらえていたら幸いです。
(人に教わるのが苦手な人もいるという話を読み、確かに、私、それだなぁ、と救われた気がしました。)
