見出し画像

子どものボディタッチを、どこまで許すのか

子どもの支援をしていると、

時々考えさせられることがあります。

それは、

子どものボディタッチを、どこまで受け入れるのか。

ということです。

■ 甘えて触ってくる子

子どもたちの中には、

甘えたくなると支援者に触ってくる子がいます。

腕につかまる。

肩を軽くたたく。

隣にぴったり座る。

まだ幼い子であれば、

それほど珍しいことではありません。

でも、

中学生や高校生になっても、

同じように距離を縮めようとする子もいます。

支援者としては、

少し立ち止まって考える場面です。

■ 施設によって考え方は違う

このテーマは、

施設によって考え方が違うと思います。

支援者からのボディタッチは行わない。

利用者からのボディタッチも受けない。

そう明確にルールを決めている施設もあります。

握手やハイタッチだけは認めるところ。

同性同士ならよいという考え方。

利用者同士のボディタッチも制限しているところ。

本当にさまざまです。

どれが正解というより、

施設として一貫した考え方を持っていることが大切なのだと思います。

■ 私は基本的には「なし」

私自身は、

基本的には利用者からのボディタッチも受けない方がよいと考えています。

理由はシンプルです。

支援者によって対応が変わると、

子どもが混乱することがあります。

また、

境界線を分かりやすくしておくことは、

子どもを守ることにも、

支援者を守ることにもつながります。

だから基本は、

距離を保つ。

その姿勢が大切だと思っています。

■ でも、支援はルールだけではできない

ただ、

現場にいると、

それだけでは判断できない場面もあります。

例えば、

とてもつらい出来事があった子。

不安が強く、

普段より人との距離が近くなっている子。

そんな時があります。

その子にとって、

ボディタッチが安心を求めるサインになっていることもあります。

そんな場面で、

「ルールだから。」

とだけ考えてしまうと、

見落としてしまうものがある気もしています。

■ 大切なのは「触ること」ではない

ここで考えたいのは、

「触ってもいいか。」

ではありません。

その子は、なぜ触ろうとしているのか。

そこを考えることです。

寂しいのか。

不安なのか。

安心したいのか。

甘えたいのか。

それとも、

人との距離感を学ぶ途中なのか。

同じボディタッチでも、

背景は一人ひとり違います。

だから、

対応も同じにはならない。

そこが支援の難しさであり、

面白さでもあります。

■ 最後に

子どものボディタッチは、

「あり」か「なし」か。

そんな単純な話ではないと思っています。

ルールは必要です。

境界線も大切です。

でも同時に、

目の前の子どもが、何を伝えようとしているのか。

そこを考える視点も忘れたくありません。

支援者は、

ルールを守る人である前に、

子どもの行動の意味を考える人でもあります。

だから私は今日も、

「触ってきた」という行動だけではなく、

「なぜ今、この子は触れようとしたのだろう。」

その問いを大切にしながら、

子どもたちと向き合っていきたいと思っています🐙

いいなと思ったら応援しよう!

ココタコ 応援お願いします!夢は全国の子どもを支援する施設に訪問して、その施設、その地域にあった子ども支援を一緒に考えること!