#30「ペチケ」|OinkGames15th
オインクゲームズは今年、2025年で創立15年を迎えました。このnoteでは、この15年間で誕生したオインクゲームズの自慢のゲーム群にあらためて注目し、それぞれの魅力をお伝えしていきます。
この記事では、「ペチケ」をご紹介します。
「ペチケ」とは
3種の動物・3種の帽子・5種の数字の組み合わせからなるカードを使って行う新体験ゲーム。
ランダムに並べられた5枚のカードに無理やり法則性を見い出し、それらの中に入れるのに最もふさわしいカードはどれかを考えるゲームです。
例えば、「赤、赤、黄…」と並んでいたら次は「黄」がくるのが美しい、「イヌ、ネコ、トリ…」と並んでいたら次は「イヌ」がくるのが美しい、など。
でも、正解はありません。
誰かと同じカードを考えていたら、得点をゲットすることができます。

↓「ペチケ」の基本情報はこちら↓
「ペチケ」の魅力
正解がなく、それぞれの回答を照らし合わせる時に、ひとりひとりの考え方に触れることができるのが、このゲームのおもしろいところです。
「好きな色」「嫌いな食べ物」「最近のマイブーム」……などをお互いによく知っている関係性でも、このゲームで垣間見えるプレイヤーの考え方は、それとはまた少し違う独特なものなのです。
例えば、全部で6枚のカードの並びに対して、「この6匹しか動物がいない世界」と捉える人もいれば、「無限に続く動物たちの列の中のほんの一部」と捉える人もいる。
ぜひ、「なんでその組み合わせにしたの?」と語りあう時間を大切にして、遊んでいただきたい作品です。

「伝説の旅団」「ダンジョンオブマンダムエイト」「デュアルクラッシュポーカー」などのイラストを手がけた、平岡久典氏による、美しく不思議な雰囲気のただよう動物たちのイラストも見どころ。
美術品を鑑賞するように、カードを眺めていただくのもよいでしょう。

2〜6人で遊べる本作。
「他の人と回答が合っていた場合に得点が得られる」というルールではありますが、ぜひ、他人に合わせることよりも「己の美学」を突き詰めてみてほしいです。
他のプレイヤーはもちろん、自分自身ですら気づかなかった、己の考え方に出会えるかもしれません。
オインクゲームズにとっての「ペチケ」
エッセンで作者の Thomasさんがこのゲームのプロトタイプを見せてくれたのがはじまりでした。ルールを聞かせてもらったとき、その場にいた皆が「それでゲームになるの?」と顔を見合わせたのを覚えています。プレイしたあとも、その場ではなんだか不思議な雰囲気でしたが、強く印象に残りました。その後、日本に帰ってからも何度もプレイし、このゲームには独特なおもしろさがあると確信しました。いわゆるゲーム的なジレンマが強い作品ではないのですが、好きな人には強く刺さると思います。コンポーネントについても、様々な課題を舵取りやアイデアで「うまく乗り越えられたな」という印象がある作品です。(佐々木隼/オインクゲームズ代表)
「オインクゲームズのボードゲーム15年展」のお知らせ

オインクゲームズの創立15年を記念して、「オインクゲームズのボードゲーム15年展」を期間限定で開催します。
ご覧いただけるのは、この15年の間に制作されたオインクゲームズの作品や歴史を感じられる展示の数々。オインクゲームズ歴代作品に、オインクゲームズのボードゲームができるまでの流れ、オインクゲームズのものづくりの考え方などをまとめて展示いたします。オインクゲームズならではの、サイズが統一されたボードゲームの箱絵のキャンバスボードも展示される、特別な空間です。
物販コーナーでは、オインクゲームズの現行品ゲームすべてを販売するほか、特別な限定グッズの販売も計画しております。
どうぞお立ち寄りください!
【概要】
名称:オインクゲームズのボードゲーム15年展
開催期間:2025年7月17日(木)〜7月23日(水)
営業時間:11:00〜19:00
会場:スパイラル 1F Showcase
会場所在地:〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
