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オインクゲームズのボードゲーム15年展

オインクゲームズは、2025年7月17日(木)〜23日(水)、南青山のスパイラル1Fショウケースにて「オインクゲームズのボードゲーム15年展」を開催しました。

会場は、表参道駅B1出口より出てすぐの、スパイラル。会期中は、建物の前に「オインクゲームズのボードゲーム15年展」のフラッグが掲げられました。

スパイラルに掲げられたフラッグ。15周年を記念した展示/POP UP SHOPの準備は、半年ほど前からはじめた。会場については様々な案があったが、あのスパイラルでできたらすごくいいよねというアイデアから、実現にこぎつけた。

青山通りに面したガラス面には「Oink Games ボードゲーム15年展」のロゴ。初日の朝や週末には入場待機列ができてしまい、途中から整理券が導入されました。

展のタイトルについても様々な案があったが、表参道を歩いてふらりと立ち寄る方にも何の展示なのかが一目でわかるよう、「ボードゲーム」という言葉をいれた。

入り口付近には、ボードゲームのことを知らないで立ち寄った方にも展示の内容が伝わるよう、案内ボードが用意されました。

展示内容を考えるにあたっては、ボードゲームを初めて知る方から、オインクゲームズのファンの方まで満足してもらえるよう、工夫をこらした。

展示空間で一際目を引くのは、オインクゲームズの箱がびっしりと並べられた壁。箱ひとつひとつは小さいですが、こうやって並べると迫力があります。箱の大きさが揃っていて、特色を使ったグラフィックが特徴のオインクゲームズならではの、特別な壁です。

パッケージが統一されていて、15 年間で多くの作品を生み出してきたオインクゲームズにしか出来ない、オインクゲームズを象徴するスポットを作りたいという思いから制作した壁。
箱の壁を作るにあたり、透明なアクリル棚を特注で制作した。オインクゲームズの箱にぴったりのサイズのため、全てはめ込むと取るのが難しい設計になっている。

もう一方の壁には、この展示のために制作されたキャンバスボードが並べられました。箱のグラフィックからタイトルがなくなった、よりミニマムなアート。縦1mある大きなキャンバスプリントは迫力があり、青山通りから会場を見た際のアイコンにもなっていました。

壁を装飾するのに8枚でいいことはわかっていたのだが、デザイナーが楽しくなってしまい、13種類制作された。あまった5枚も会場内に展示された。

広さが限られた会場内には、いくつかの展示ゾーンが作られました。

ひとつめの展示は、「ボードゲームができるまで」。ボードゲームを作る上での、アイデアのタネの状態から、製品として完成するまでのプロセスを、「海底探険」を例にしながら6ステップで紹介する展示です。

1.「海底探険」の最初のアイデアとなったメモ。残っていたメモを参考に、作者の佐々木が当時、スマホに数行だけメモしていた様子を表現した。ふせんに書いたメモは、壁面の「めあて」展示のことばにつながる構成になっている。
2.「海底探険」のプロトタイプ。社内に大事に保管されていた、11年前の実物を発掘し展示することにした。「海底探険」の潜水艦ボードにあたる位置には、当時、実際には一作目である「ストレイシーフ」の箱が使われていた。展示ではノイズとなるため、ここだけトランプの箱に置き換えて展示した。
3.箱のグラフィックから、全体のトーンを決めるステップ。「海底探険」の箱グラフィックの潜水艦は、イラストレーター上でこのようなパスによって作られている。
4.現在販売中の「海底探険 深版」のコンポーネントデザイン。プレイヤーが拾う必要があるためある程度の厚みのあるチップとしたり、チップの並べ方のルールをデザインに埋め込んだりなど、「めあて」に続く工夫が読み取れる。
5.小さな箱に収まるようにコンポーネントを設計する。この展示に合わせて、オインクゲームズの箱サイズぴったりのアクリル箱をレーザーカッターで制作し、コンポーネントが収まっている様子を展示することにした。
6.ボードゲームという商品に命をふきこむ、説明書。ここまでできたらボードゲームの完成である。

ふたつめの展示は、ガラステーブルでのコンポーネント展示。オインクゲームズの歴代作品の中から、歴史的なものが10作品ピックアップされ展示されました。

藪の中
スカウト
クジラオルカ
海底探険
ゆくカバくるカバ
ヘイヨー
デュアルクラッシュ・ポーカー
トロイカ
モダンアート(ドイツ語版)
ストレイシーフ

みっつめの展示は、箱の壁に挟まれた展示です。ここには、オインクゲームズの歴代作品の年表と、「オインクゲームズのめあて」が展示されました。

歴代作品の中には、2010年に発表された一作目の「ストレイシーフ」や、絶版となっている「スタンプス」から、2025年に発売されたばかりの新作まで、ずらりと並んでいます。

当初は箱サイズが統一されていなかったことがよくわかる。「ふくろと金貨」と「ナインタイルパニック」が少し飛び出ている。

「オインクゲームズのめあて」では、社内の共通言語となっている重要な「めあて」が19個展示されています。ゲームづくり、ものづくりに関わる「めあて」から、チーム運営に関わる「めあて」までさまざま。こちらの全文と、ここに展示しきれなかった内容が、後述の「Oink Games 2010-2025」に収録されています。

ミーティングをしながら、普段社内でどんな重要なキーワードが出てくるかを、改めてまとめた。これらを総称する言葉をなんにしようか考えている時に「めあて」という言葉がぱっと出てきて、それにしようということになった。

会場内には、物販コーナーも。オインクゲームズで現在販売中のボードゲームとグッズが、全て並びました。

「小早川 新版」や、書籍「Oink Games 2010-2025」のほか、本展示に合わせて制作された「海底探険の手ぬぐい」「オインクゲームズ15周年記念豆皿」「クリアフォルダ」「裏面コレクション ランダムマグネット」「キャンバスプリント」なども注目を集めました。

小早川 新版
「Oink Games 2010-2025」
「海底探険の手ぬぐい」
「オインクゲームズ15周年記念豆皿」
「クリアフォルダ」
「裏面コレクション ランダムマグネット」
「キャンバスプリント」

7日間の会期中、のべ約1500名の方にご来場いただきました。本当にありがとうございました。

お花をお贈りいただいたワンモアゲーム様、テンデイズゲームズ様、すごろくや様、シネマトリック様、池田紙器工業様、また、差し入れをくださった皆様、ありがとうございました。

オインクゲームズは今後もボードゲーム/ビデオゲームなどのメディアにとらわれず、人々の日常生活をより楽しく豊かにするゲーム作品を提供してまいります。


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