「本質」を考える
新卒入社してはや2年が経ち、
「3年目なのだから」
「もう新人ではないのだから」と釘を刺されるようになった。
特に社長から指摘されるのは、
「本質がわかってない」。
営業資料を作るにも、プレスリリースを執筆するにも、プレゼンするにも、
ことあれば言われる「本質」という言葉。
なんだよ本質って。
曖昧な言葉すぎる
でも本当につい最近、
「本質」ってなんだ
なぜ本質が重要なのか
私なりに落とし込めたので共有したい。
「本質」は「なぜ」の中に
分からなかったらすぐ検索するZ世代。
「本質とは」で検索して
いくつか記事を見るなかで自分なりに納得した。
本質って「本来の性質」という意味なんだが、
元々ある性質、つまり中心にある「核」
ブレない「行動の源泉」みたいなものだと思う。
だから「なぜするのか」を考えることが
「本質」を考えることと同義になる。
なぜこのビジネスを行うのか?
会社や事業の存在理由は?
という問いであれば、
会社が大切にしているもの、ミッション、展望…
情報格差をなくすため、とか、価値あるアイデアを広めるため、とか。
言葉の定義は人それぞれだけど、
「本質」という曖昧な言葉より
「『なぜ』の答え」だと考えればなんだか少し理解できたような気がする。
大事なのは、なぜ本質が重要なのか
振り返ると、私の作った営業資料は「なぜ」が抜けていた。
サービスを考えた背景、目的。
新人の頃から「事業やサービスの目的や背景を最初に書け」と教わっていたものの
軽く受け流していたような気がする。
なぜならサービスや事業を利用する人々は、
「他社との違い」や「弊社ならではの強み」「サービスによって得られる利益」を重視しており、そこが買う/買わないの分かれ道だと思っていたからだ。
だからサービスや事業の体制や内容、金額、実績などに注力して資料を作ったり営業したりしていた。
そんな中、ある動画に出会った。
Simon Sinekの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
17分くらいなのでぜひ見てほしい。(日本語字幕あり)
「本質」の話はしていないが、
なぜAppleやキング牧師やライト兄弟が他と違う結果を残せたのか、多くの人を動かすことができたのかをわかりやすく解説している。
ここでのキーワードが「WHY」
「なぜやっているのか?」の重要性が身に染みて理解できた。
そしてこの「WHY」から話すこと、
つまり「本質」を伝えることで、人を動かすことができる。
あぁ社長が再三言っていたことはこういうことかと、やっと理解した。
でも本質って1つじゃないかも
私の社長がよく言う「本質を考えろ」は、日々の小さな仕事にも当てはまる。
私は最近、業務マニュアルを完成させた。
私は、業務マニュアルを作成した理由、いわゆる本質と思っていたものは、
「誰が作業しても同じクオリティを維持するため」。
作業中分からなくなったらすぐに確認でき、
また新しく業務を担当する人にわかりやすく伝えることができ、
それによって一定の質を保って作業することができる。
ただ、社長のいう「本質」は少し違った。
私がマニュアルを作成することで、私の指導する時間を減らし、
私が他の業務に充てる時間を取るためと考えていた。
まぁマニュアルがあるからといって、指導しなくていいわけではない。
特に私は障がいを持った方に対して業務指示をする立場にあるので、
文字がうまく認識できない、読んでも理解ができないなど
それぞれの特性に合った指導をする必要がある。
だからマニュアルを作ることが100%私の指導時間を無くすということには繋がらない。
と考えているので
社長の「本質」には少し疑問を覚えたが
まあどっちが正しいというより、
経営者視点と支援者視点の違いだろう。
いかに効率化するかと
いかに良い支援をするかの違い。
だから「本質」は人によって変わりうると思う。
私の中の「本質」と社長の中の「本質」
どちらも本質だと思う。
すべての本質、「なぜ」の答えが1つとは限らない。
私の好きな漫画「ミステリと言う勿れ」の久能整君も似たようなことを言っていた。
「真実は人の数だけあるんですよ」


ミステリと言う勿れ、面白いよなぁ
真実が人の数だけある。
たぶん、人の数だけ本質もある。
こんなことを言うと社長に生意気だと言われそうだが…
とりあえず「本質」の意味と重要性が理解できたので良しとしてくれ。
とりあえず営業資料を修正します。
