やる気が出ない。でも仕事はある。 モチベーションに頼らない働き方
「今日は気分がいいから、仕事が進んだ!」
「全然やる気出ないから、今日はもう無理…」
こういう波ってありますよね。
確かに、やる気があるときの自分は強いです。集中力も高いし、タスクもどんどん片付きます。
でも問題は、その状態が“いつ来るか分からない”ことなんですよね。
まるで天気みたいで、「今日はやる気の晴れ。明日は曇りのち雨」みたいな日が続くと、「来週はどうなるんだろう」とか、「毎週月曜は絶望の雨」みたいに自分でコントロールできなくなってしまいます。
そんな私もやる気をガソリンにして働いている時がありますが、やる気がなくなると途端に辛くなってきます。
今日は私がやる気やモチベーションに頼らずに安定して仕事をするために心がけていることをお話ししたいと思います。
やる気が出ない日の私は絶望状態
やる気が出ない日の私は、もう完全に絶望状態です。
何もしたくない。何も考えたくない。
頭も体も重たくて、やらなきゃいけないことを考えただけで、苦しくなってきます。
やる気がなくなると、すぐに燃え尽きたような感覚になります。
「休もうかな……」と何度も考えて、でも何もしないまま時間だけが過ぎていく。
やる気があるときの自分は、結構がんばれるタイプです。
集中力もあるし、パフォーマンスも高い。
だけど、その反動が本当にしんどい。
「やる気がないと何もできない自分」に嫌気がさして、
「またか」と落ち込んで、どんどん動けなくなっていく。
むらっ気がある、と言われたこともあります。
確かにその通りかもしれません。
「がんばるぞー!」ってスイッチが入るときはあるけど、
そもそもそのスイッチが入らない日もあるんです。
たとえば、前日に失恋したとか、何かで落ち込んだとか、
そういう日はどうしても「がんばるぞー!」って気持ちになれません。
やる気がない。だけど、やらなきゃいけない。
このギャップにずっと苦しんできました。
ここでポイントなのは「がんばるぞー!」って気持ちを大事にしているということです。
この気持ちはいつ降りてくるかわかりません。条件があまりにも読めなさすぎます。
なので、ここで重要なのは、「モチベーションを管理しよう」とせずに「モチベーションに頼らなくても成果を出す仕組み」なんだと思います。
やる気がなくても動ける、「仕組み」の力
やる気が出ないときでも、仕事は待ってくれません。
気分が乗らない、頭が回らない、体が重い──それでも、「今やるべきこと」はそこにある。
そんな中で、私が少しずつ意識し始めたのが、「モチベーションじゃなく、仕組みで動く」という考え方でした。
たとえば私がよく使っているのが、「スマホを持たずにPCだけ持って喫茶店に行く」という仕組みです。
スマホを持っていると、ついSNSを見たり、メールを確認したりしてしまう。
やる気がないときほど、誘惑に負けやすくなります。
だから、最初から誘惑が存在しない環境に身を置く。
たったこれだけで、「やるしかない空間」が生まれます。
参考までに私がやっていることを書きたいと思います。
あなたに活かせるものが一つでもあると嬉しいです。
テレワークじゃなくて出社する
私は普段テレワーク中心ですが、あえて出社する日を決めています。
自宅だとどうしても気分に左右されやすいからです。
ただし、出社が難しい方は図書館やコワーキングスペースや喫茶店でも同じ効果が得られます。
要は「人に見られる環境に身を置く」ことが重要で、場所自体はそれほど問題ではありません。
自宅にいると誰も見ていないので、YouTubeやテレビ、スマホなど誘惑が多すぎます。
先ほど書いた「スマホを持たずにPCだけ持って喫茶店に行く」のように環境を強制的に切り替えるというのが私にはハマりました。
クオリティにこだわりすぎない
メンタル的なものですが、「完璧に仕上げたい」という気持ちはたぶん誰にでもあります。
ですが、私は「完璧に仕上げたい」と思えば思うほど、「今日はまとまった時間がないから着手できないな」とか「クオリティを上げる気力が出ない」とか自分に対してかける制約も大きくなります。
これは、おそらく、「モチベーションが高い時に品質の高いものを作れた」という過去の実績が邪魔をしているのかなと思っています。
なので、「最低限でいいから作って出す」を意識しています。
最低限でも作れば一旦完了。質が高いけど途中って状態より良いです。
誰かに「いつまでに出すね」と予告しておく
自分との約束は破ってしまうけど、人との約束は守ろうとする
その性質を、うまく使うようにしています。
これは心理学でいう「コミットメント効果」を活用した方法です。
人は他者に約束したことを守ろうとする心理的傾向があり、 特に「一貫性を保ちたい」という欲求が無意識に働きます。
後回しにしそうな仕事は、「今日中に送りますね」とか「木曜までに仕上げますね」と軽く相手に伝えておくことで、自分に締め切りを課しておきます。
さらに効果的なのは、約束する相手を使い分けることです
・上司や先輩:プレッシャーを活用(信頼を失いたくない!を思いに)
・同僚:競い合いの心理を刺激(負けたくねえぞ!を思いに)
・部下や後輩:自尊心を活用(カッコ悪い真似できない!を思いに)
このように、人間関係を「やる気のエンジン」ではなく 「行動の仕組み」として活用するのがポイントです。
このように誰かの存在が見えているだけで、やる理由がモチベーションではなく信頼を守るためになる。
これは意外と効きます。
期待を裏切りたくない、と思えるだけで、ちゃんと動けることがあります。
本当にやりたくない時は一つだけやる
絶望的に何もしたくない日。そんな日もあります。
何時間もだらだらしてしまって、どんどん自己嫌悪がたまっていく日。
そんなとき、私は「ひとつだけやる」と決めています。
それは本当に小さなことでいいんです。
メール1通でもいいし、10分だけ作業するでもいい。
やる気がないなら、ないなりに。
ゼロじゃなかったという感覚だけでも持てると、
ほんの少し、自分に対する信頼が回復します。
「全部は無理。でも、ひとつなら動けるかも」
そんな自分の残りHPを見極めて動く練習をしています。
やる気がある日に頑張りすぎない
逆にやる気がある日に頑張りすぎないも大事だと思っています。
頑張りすぎてたくさん仕事をするということは疲労するということです。
仕事はマラソンのようなものだと言われている通り、1ヶ月や1年で終わるものではないので、頑張りに波をつけてしまうと、疲弊してしまいます。
明日への楽しみをとっておくぐらいの感覚で余裕を持っておくことがいいと思います。
また、やる気がある時に圧倒的にタスクをこなしてしまうと、「あの時はたくさん仕事をこなせたのになぁ」と思ってしまいます。
余計な比較をしないためにもできるだけ頑張りすぎないというブレーキも大事だと思います。
モチベーションに頼らない、静かな働き方
私は「やる気が出れば、仕事はうまくいく」と思っていました。
でも実際には、やる気が出ない日のほうが多い。
それなのに、「やる気が出ない自分」に毎回がっかりして、自己嫌悪を重ねていました。
そんな中で気づいたのは、
やる気よりも仕組みで動くほうが、ずっと安定するということでした。
スマホを持たずに喫茶店に行く。
テレワークじゃなくて出社する。
クオリティにこだわりすぎない。
誰かに「いつまでに出すね」と予告しておく。
本当にやりたくない日でも1つだけはやる。
やる気がある日に頑張りすぎない。
小さな工夫だけど、どれも「気分じゃなく、流れに乗る」ための仕組みです。
そして、やる気が出ない日でも何かひとつだけやれば、それで十分な日もあります。
完璧じゃなくていい。
全部やらなくてもいい。
でも、止まりすぎないように、動ける自分の形を整えておく。
それが、私がたどりついた、やる気に頼らない働き方です。
やる気が出ない日、あなたはどんな仕組みで動いていますか?
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