「仕事はAIに任せて、飲みに行こう」なんて未来も悪くない
なんてタイトルだよ!って感じですが、私はあまりお酒は飲めません。
今日は「AIとの付き合い方」ということをテーマにに話をしたいなと思います。
文章を書いてくれたり、画像を作ってくれたり、会話に答えてくれたり。
かつては「人間にしかできない」と思われていたことまで、AIがやってくれるのはすごく革命的ですよね。
以前、「AI2027」のレポートについてまとめましたが、こちらによると、2027年にはAGI(人間以上に働ける万能な知能)になるらしいです。
「このままいくと、ほとんどの仕事がAIに取って代わられるんじゃないか?」
そう言われることもあると思いますが、未来はどうなるかわかりません。
私はセキュリティコンサルタントという仕事をしています。
提案書を作って、案件をもらったら、企業の環境を調査したり、担当者にヒアリングしたり、資料にまとめたり。
ヒアリング以外はAIが得意そうな作業です。
実際、AIにやらせてみると、早くて正確で、しかもそれなりにいい文章を作ってくれます。
私の感覚では、今のAIは3年目社員と同じぐらいの完成度を一瞬で仕上げてくれる感覚です。
2023年のPR TIMESの記事ですが、AIには期待しているし、AIが仕事を奪うと思っている人が多いという記事がありました。


不安や恐怖という意見もあるようです。
つまり、私たちはAIに対し、希望や不安を感じているということなんだと思います。
私はAIが人間の仕事を奪っていくことは避けられないと思っています。
だからこそ、自分が何を手放して、何を残すのかということを今日は静かにお話ししていきたいと思います。
AIがそばにいる日々
私は、AIとチャットしていることが多いです。
たとえば、
長すぎる資料を読むのが怠くて要約して欲しいとき
「これってどうすればいいですか?」って部下に聞かれたとき
顧客や社内の人に言いづらいことをやわらかく伝える言い方を考えるとき
提案書の本文で言い回しをマイルドにするとき
noteのテーマや記事構成、本文を考えるとき
自分の悩みや不安なことを他人に相談できないとき
気がつけば、「ちょっとAIに聞いてみよう」と思うのが当たり前になっています。
私の頭の中を整理するのにちょうどいいです。
ただ、そうやって使い続けていると、違和感も生まれます。
自分で考える時間、減ってるなー
言葉を選ぶ力、無くなってるんじゃないかなー
とか。
便利さの裏にスキルを手放している感覚もあります。
静かに退化する社会の中で
便利なものができるたびに、私たちは「使わなくていい力」を少しずつ失っていくんだろうなと思います。
手作業が機械に置きかわった産業革命のとき。
記憶や計算がパソコンに任せられるようになったIT革命のとき。
私たちは技術の進歩とともに、「人間の能力を使わなくてもいい世界」にちょっとずつ進んでいるんだと思います。
そして今は、「考えること」「伝えること」「感じ取ること」の一部をAIがやってくれる時代に入ろうとしています。
それはすごいことだと私は思っています。
「怖さ」や「不安」を感じるという意見も理解できます。
でもきっと、「昔は電卓なんて無くて、"そろばん"を使ってたんだよ」と言うのと同じように、20年後、30年後には、「昔は自分で考えてたんだよ」なんて言ってるのかもしれません。
それでもまだ人にしかできないこともある
将来的な期待も含めてAIはすごいと思います。
知識もあるし、速いし、大抵のことは平均レベルで今のAIはやってくれます。
さらに、ここから飛躍的に進化する可能性を秘めています。
でも、じゃあ「すべてAIでいいのか」と聞かれると、なんとなくそうは思いません。
たとえば、人と話していて、
「うまく言葉にできていないけど、なんとなくわかる感じ」とか、
「すごく気を使って間を取ってくれてるなー」とか。
そういう、「言葉にならないけど伝わってくるもの」ってありますよね。
表情とか、声のトーンとか、ちょっとした間とか。
そういう空気的なものを感じるのはまだAIには難しいんじゃないかと思っています。
AIは機能という面においては一流になっていくと思います。
プログラミングや医学、法律の専門知識だけでなく、複雑な問題を解く力など。
「仕事がAIに置き換わるから不安」というのは「AI vs 人間」という対立構造に見えます。
ですが、もう勝とうとする必要はなく、むしろ、「仕事なんかAIに任せればいい!」ぐらい大胆な発想のほうが良いのかもしれません。
人間は「AIと競争」するというよりも、「AIと共存」する生き方になるというイメージです。
そうなった時に大事なのは「相手を気持ち良くさせる能力」とかだと思っています。
嫌なことを言われてもキレない、不貞腐れない
相談された時は温和な態度で相手の話を聞く
笑顔で語りかける
みんなからイジられてることで場を和ませる
などでしょうか。
AIは完璧に効率的に仕事をこなすと思いますので、「時間にルーズだけど、すげえ優しくて安心感をチームに与えてくれる人」とか「煮詰まった会議でちょうどいい温度感のジョークを言う人」とかそういう人の方が重宝されるのかもしれません。
未来はわかりませんが、「仕事なんてあとはAIに任せて、飲みに行こうぜ!」的なこともあるのかもしれません。
AIに任せること、残したいこと
「AIにできることは任せて、人にしかできないことを残す」
だけど人間じゃなきゃできないことってなんでしょうね。
考えること、まとめること、伝えること
それらをAIがやってくれる時代が来たら、人間は何をするのか。
きっと、正しさや効率だけでは測れない“なにか”を受けとめたり、
AIに働かせて大切な人と過ごす時間を大事にしたり、意味のない雑談からちょっとした安心感を生んだり、そういう「余白」の部分が、これからの人間の役割になっていくのかもしれません。
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます!いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!