「一流じゃなくてもいい」と思えることが、前に進む力になる
「やるからには一流を目指さないといけない」
そんな言葉を、耳にしたことがある人は多いと思います。
もしかしたら、あなた自身がそう自分に言い聞かせてきたかもしれません。
もちろん、高みを目指すことが悪いわけではありません。
でも私は、「一流でなければ意味がない」と考える風潮には、ちょっと違和感があります。
一流じゃないと、やる意味はない?
何かを始めようとするとき、SNSを見ればすでに圧倒的な成果を出している人たちが目に入ってきます。
あんなふうに影響力を持たないと意味がない
フォロワーが万単位じゃなきゃ、発信する価値はない
本を出すならベストセラーじゃないと、書く意味がない
そんな気持ちがどこかにあって、最初の一歩が踏み出せなくなる人は少なくありません。
でも私は、「一流じゃないと意味がない」という考え方は、むしろ人を止めてしまうと思うのです。
なにを隠そう、私自身がこの思考に陥ってきました。一流になれないのなら、これ以上やる意味はない、と辞めてしまったことが数多くあります。
「矢印の向き」がすべてを決める
一流を目指すこと自体は素晴らしい。でも、それが“自分のため”だけに向いているとき、私たちは苦しくなります。
自分が認められたい
自分がすごいと思われたい
自分が一流になりたい
これらはすべて“自分への矢印”です。
でも、物事がうまく進んでいるときって、たいてい矢印は“外”に向いている。
目の前の誰かのために
クライアントの課題を解決したくて
読者に届けたい思いがあって
そういう気持ちのときこそ、自然と動けて、結果的に喜ばれ、信頼され、あとから「一流」に近づいていく。
順番が逆なんです。
小さな「ありがとう」が原動力になる
たとえ一流じゃなくても、自分にできることはあります。
誰かの話をじっくり聴く
迷っている人に一言背中を押す
読みにくい文章を読みやすく整える
必要としている人に、届ける
どれも、特別な才能がなくてもできることかもしれません。
でも、そういう「小さな貢献」を積み重ねることが、結局はいちばん遠くまで行けるんじゃないかと思っています。
「ちゃんとやりたい」人ほど、動けなくなる前に
もしあなたが「やるからには一流を目指さなきゃ」と思って動けなくなっているなら、いったんそのプレッシャーを、そっと横に置いてみてください。
一流じゃなくても、ちゃんと意味のある仕事はできるし、誰かの役に立つことはできます。
まずは、目の前の人のことを考える。
目の前の課題に集中する。
自分ではなく、“誰か”に矢印を向けてみる。
それだけで、今より少し前に進めるはずです。
おわりに
すごくなくてもいい。
立派じゃなくてもいい。
でも、目の前のことに誠実でいたい。
そんな思いを持つ人に、私は仕事でも、出版でも、ぜひ関わりたいと思っています。
あなたが「誰かのために」動き出すとき、自然と道はひらけていくはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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