QGIS事始め(03)
前回は、QGIS上で相模原市の緑区・中央区・南区の地図と地理院地図を重ねるところまでやってみた。
次は方向性を改め、地図上に将来推計人口データを展開することをやってみよう。都市計画のデータも重ねてみたい。
まずは国土数値情報の「都市計画決定情報」にアクセスして、「立地適正化計画」というもののデータをダウンロードしてみよう。リンクから、[2024年] [シェープファイル形式] [神奈川県] [相模原市]を選択して、"A55-24_14150_SHP.zip"というファイルをダウンロードする。

展開したファイルには都市計画決定情報に関するデータが複数格納されているが、立地適正化計画のデータは"14150_ritteki.shp"とのこと。
そもそも立地的成果計画は、少子・高齢化にあわせて、街のコンパクト化を目指そうという方向性で、相模原市の場合は、中山間地域と交通利便性の高いエリア、そこそこのエリアが混在しているところが興味深いので、まずは
どんな計画がされているかを見てみるのも確かに面白いかもしれない。

QGISのレイヤに"14150_ritteki.shp"を追加して属性テーブルをみると、相模原市の場合も「立地的成果計画区域」にはいくつかの「居住誘導区域」が存在している。
メニューバーから[プロセシング]→[ツールボックス]を選択、検索欄に「属性による」と入力し、検索結果から「属性による抽出」をダブルクリック。新しくウィンドウが開くので、入力レイヤが「14150_ritteki.shp」であることを確認したうえで、選択基準となる属性は「AreaType」、演算子は「=」、値には「居住誘導区域」を入力して実行する。


うまく抽出できたので、緑区・中央区・南区の色を調整して表示する。「居住誘導区域」の透過度は60%とした。なかなかにもっともらしい表示になった。

「立地適正化計画」は、あくまでも計画だし、表示データのサンプルとしてなので、それ自身の是非をここでは問うものではない。
まぁ、こうやって図示されると、もし自分が相模原市に住んでいたたら「自分のところは・・」と気になるのは間違いがないけれど。実際、相模原市にしたのは政令指定都市で中山間地域と近郊都市部の両方を持っているから選んだのだけれど、実際に私が住んでいる坂戸市ではどうなんだろうとちょっと気になった。そのうち坂戸市でも試してみよう。
参考にしたもの:『国土数値情報とQGISを活用した立地適正化計画における居住誘導区域の人口推移分析』(国土数値情報)
