第6話:特別編: 🚸「止まれ!」って、7歳の声じゃ弱すぎる件について #子供の安全を考える
1. 1年生の背中は、信号よりも小さい
うちの娘が小学1年生になった春、
ランドセルを背負ったその姿を後ろから見て、
「いや、ちっっさ!」って驚いた。
ランドセルの方が本人より存在感あるんじゃないかっていう。
「止まれ!」って言っても、たぶん車からは風が吹いたくらいの存在感しかない。
よく「7歳前後の子どもが、交通事故に遭いやすい」ってニュースで言うけど、
そりゃそうだろうよ、と、私は思うのだ。
2. 横断歩道は、戦場である
「止まって、手をあげて、右見て左見てもう一度右見て…」って、
ランドセルの半分くらい入学説明会の資料に書いてあったけど、
7歳の脳はそんなにマルチタスクじゃない。
「公園の友達が見えた」ってだけで、全部吹っ飛ぶ。
で、思い出したかのように手を上げたと思ったら、
まるでタコの気分だけで動いてる触手みたいな動きだったりする。
…いや、無理ある。あれで止まるの、ベテラン運転手でも試されるレベルです。
3. 「事故の瞬間」を見たとき
実は、1度だけ、近所の交差点で事故を見てしまった。
自転車に乗った小学校低学年くらいの子が、
勢いよく飛び出してしまって、
ブレーキかけた車に軽く接触。
幸い、ケガもなくて、親御さんとドライバーさんでちゃんと対応してたけど、
それを遠巻きに見ていた私は、
手が震えるのを止められなかった。
あれが自分の子だったら、と思ったら、泣きそうになった。
4. 「見守り」は、大人のライフワークかもしれない
そこから私は、旗持ちボランティアの列に
「ちょっとだけ」って言って混ざるようになった。
最初は週1くらいだったのが、気づいたらほぼ毎朝。
旗を持って、通学の子どもたちに「おはよう」って声をかける。
なんだかんだで、
「〇〇ちゃん、髪切ったね」とか、
「昨日のあの上履き、ちゃんと乾いた?」とか、
そんな会話も交わすようになった。
今や完全に、近所の“うるさくないけど気にしてる人”ポジションである。
旗を持ってるのは、未来のため
子どもに安全を教えるって、
「ルールを教え込むこと」じゃない。
「あなたを見てるよ」「気にしてるよ」っていう、
大人のまなざしを伝えることなんだと思う。
7歳の子は、まだまだ夢中で走り出す。
でもその横で、旗を持った誰かが立っている。
「止まれ!」って言っても止まらないかもしれないけど、
せめて車に“何かあるぞ”って思わせるために、私は立つ。
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5. さいごに
子どもって、こっちが思ってるより、
ずっと頼りないし、ずっと愛おしい。
だから今日も私は、
朝のコーヒーを一気に流し込んで、
旗持ちボランティアに行くのです。
化粧は5割。だけど心は120%で。
⒍ 追記
この度、よろよろ図書館Database様に記事をご紹介頂きました。ありがとございます。
