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2026年、「お金」はどこに向かうのか - 怖いのは「お金」の逆回転

 実質新年相場入りで欧米勢が張り切っているのは判るが、ビットコイン(BTC)が@87,000~90,000台でジェットコースター相場になったり、Gold(金先物、GC)が急落したりとやりたい放題。まるで "鯉の滝登り" のようなチャート( ↑ 標題)を見るととても買いに行けないが人が殺到する時はこんなもの。行き場に困ったブラックマネー(闇金)等が上の詰まったBTC ↓ からGCに切り替えた可能性もある

 2026年、「お金」はどこに向かうのか

 大体カジノでもマーケットでも "種銭" がなければ勝負に行けない。そのための「期初の益出し」はよくある動きで、NYダウもナスダックもGoldも一連の売りはそのためかもしれない

 ではヘッジファンド(HF)頼みの綱「円キャリートレード」はどうか。12/26取引では12/30~1/4(5日間)の「金利差」を取りにいったが週明けキャリー益が1日になった途端ドル円を売ってきたやはり5%あった日米金利差が3%を切ってきた意味は大きい。円売りを急いで仕掛ける意欲は削がれ、なるべくエントリ-ポイント(相場に入る位置)を下げ "いい価格" で買おうとする。日銀が利上げを前倒しして「金利差」が2.5%、2%と縮小すれば尚更。一気にリスクを膨らますには慎重にならざるを得ない

 それでも毎月「積立新NISA」等で日本の個人投資家から着実に円売りが出る影響は無視できない。そういう意味ではドル円も米株価も下支え効果は続く。問題はそれがどこまで "神通力" を保てるか

 「お金」の面で "Black Swan" (黒い白鳥、予期しない危機が顕れる例え)になりそうなのが2大独裁共産国家の銀行システム両国とも戦争や不良債権で銀行の資金繰りはカツカツ両国民は自分の預金を下ろす事が出来なくなっている。つまりもう「お金」がない(輪転機を回して裏付けの無い「お金」を刷る事は出来るが、それは貨幣価値の大暴落を招くだけ)。国家の崩壊=独裁の終焉を防ぐための軍事行動とも言えるがそろそろ限界だろう

 その対極にあるアメリカも万全とは言えない。まずは6,000兆円(≓36兆ドル)とも言われる「借金」。政策金利は@3.5%まで下がったが依然年間防衛費(約▼140兆円)を超える利払いに迫られており、名目利回りの低いTB(短期国債)発行に傾斜している。だがこれは 「資金繰り」の "鉄則" - "金利が安いから" → "短期傾斜" では「借入」が雪ダルマ式に増えるだけ|損切丸 。 "Tariff Man" が選ぶ新FRB議長が非合理な利下げを繰り返せばかえって国債急落=金利急騰を招き "トルコの道" =ハイパーインフレまっしぐら。結局利払いを増やす結果に陥る。米国債イールドの急激なスティープニング(長期>短期金利の傾斜化)はその事を示唆している

 かかる状況下、日銀による金融政策運営は引き続き困難を極めるだろう。だがこれ以上利上げを遅らせればこちらも円安を起点とした "トルコの道" =ハイパーインフレまっしぐら"半年に1度+0.25%" の予定調和は崩れ政策変更の前倒しを余儀なくされよう。結果「中立金利」下限と見られる@1.25~1.50%への到達速度が速まると見ている

 円安は▼15%程度行き過ぎと「損切丸」は推定しているので「新NISA」等投資的観点で考えると、これまでのように一方的な「インフレヘッジ」の流れでは無く円金利の水準を見ながら慎重にエントリ-ポイントを探る必要が出てくる。残念ながら過去のデータに依拠したAIはそこまで結論を引き出せない。ここは人間の "頭" 、特に "勘""感" が大事になる。*「お任せ」は「後の祭り」になる可能性が高い

 *「清貧思想」で「お金」に緩く同調圧力が強い日本人はいつも投資銀行≓ ウォール街の飯の種になってきた。かつての「グロソブ」然り、高金利のトルコ建債然り。本当に今の@150円台が手持ちの「円」を売るのに適正な価格なのか、常に考えていく必要があろう。唯一円売りに突っ走る必要があるとすれば財政規律が崩壊して日本が一直線に "トルコの道" を進む場合。その時は真剣に日本から海外への移住を考えなけらばいけない

 1つ選択肢として浮上してきたのが「金利」。1月の個人国債は3年が@1.3%程度、5年なら@1.5%を超えてきそうなので高齢者など余り無理なリスクを取りたくない個人には「お金」の預け先になる。普通預金金利も@0.30~0.50%程度まで上がってきたので、ここは状況を見守るも良し。今まで全く付かなかった利息が100万円で+1万円強還ってくる。金利が@2%までいけばその倍。今の超円安水準で円高リスクを負ってまで外国株を買う必然性があるのか。 "自家中毒" を起こしている日本人 - 「金利」は "呼び水" になれるか|損切丸 も再考の時期に来ている

 怖いのは「お金」の逆回転

 とはいえインフレ基調自体は変らないので、例えば日経平均の@4万円割れなどの可能性もまた低い。あとは個々がエントリ-ポイントをどこにするかの問題。今後は「金利」も選択肢に入れながら考えてみるといいだろう。そこから見えてくる "FACT" (事実)もあるはずだ

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