Spiel des Jahres (ドイツ年間ゲーム大賞)受賞しました!
2025年7月13日にドイツ・ベルリンで行われたSpiel des Jahres受賞式に参加してきました。
5月にノミネートが発表されてから、緊張の2ヶ月弱を過ごしていました。
ノミネートだけでも大変名誉なことで、ベルリンでは大変貴重な体験をさせていただきました。
後々、旅行記として細かい出来事は別途noteに書こうと思いますが、今回はまず結果のご報告をさせていただきます。
受賞式は例年の如くYoutubeでライブ配信していました。日本では夜の2時からと遅い時間でしたが、多くの方に応援しながら視聴していただいたようでありがとうございました。

Spiel des Jahres 受賞できました。
— OKAZU@OKAZU brand (@okazu_900jaku) July 13, 2025
皆様から多数お祝いの言葉をいただきまして、この場で御礼申し上げます。
今は会場でのインタビュー攻勢も落ち着き、川辺で一休みしています。#SdJ25旅行 pic.twitter.com/fI9fadW1ES
NHKでも取り上げて頂いたようで、翌朝には日本からたくさんのメッセージが届きました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250714/k10014862561000.html

式がどのように進むか、そもそも大賞を取れるかなんてわからないまま、パブリッシャーのみなさんに「用意しておいた方がいい」と言われてスピーチを用意していました。全部は使えませんでしたが、私のコメントがわりに用意していたスピーチの文面を貼っておきます。
私は30年前にドイツのボードゲームを初めてプレイし衝撃を受けました。そのひとつが今年ちょうど30周年を迎えたゲーム、カタンです。
そして、こんなに素晴らしいゲームがあるのか、とドイツのボードゲームを買い集め、友人たちと時間を忘れていくつも遊びました。次には、ドイツゲームを目指してシステムで人を楽しませるゲームを作ることにも目覚めました。
私をボードゲーム制作に向かわせたのは、まさにドイツのボードゲームたちなのです。
それから30年間ずっと、本場であるドイツの年間ゲーム大賞は、生涯かけていつか手の届くところまでは行ってみたい、自分のデザインしたゲームに赤ポーンのロゴを載せたい、という思いで、悲願の目標としておりました。
今こうして、この場所に立っているのが今でも信じられません。
素晴らしいデベロップメントをしてくださったパブリッシャーの皆さん、とてもクールで素敵なイラストを生み出してくれたDom2Dさん、契約に関わってくださったヤポンブランド、コミュニケーションにおいて全面的にサポートしてくださったヤニックさん、友人の皆さん、製作を支え続けてくれた妻のRyoko、そして、応援してくれた全てのゲームファンに感謝します。
やはり多くの先人やデザイナー仲間のみなさんが少しずつ道を切り拓いて行ってくださって、そして国籍も超えてゲームを愛してくださった出版社のみなさんやゲームを愛する人たち全てに手を引いていただいて、ここまで辿り着けたのだと思います。
今朝日本に戻りましたが、この2ヶ月の緊張から解放されたのと時差ボケで、ずっと波のように襲ってくる激しい眠気に抗えずにいます。
しばらく休んだら、ゲームマーケット秋に向けてまた新作を作っていきたいと思います!

ひとつは作者に、ひとつはゲームをデベロップしたCocktail Gamesに、ひとつはドイツでの出版を担ったPegasus Spieleに。
家に帰って荷物をほどいて、トロフィーや賞状などをどう飾ろうかと思案中です。
2014年にTrainsというゲームで、アメリカのオリジンズ年間ベストボードゲーム大賞(2014 Origins Awards Best Board Game Winner)をとった時にいただいたトロフィーとしばらく間が空いてしまいましたが、並べることができました。2013年はひも電(2013 UK Games Expo Best Abstract Game Winner)、2014年にTrains(2014 UK Games Expo Best Strategic Card Game Winner)でイギリスの賞もいただいていますが、こちらはトロフィーなどがないのでこの2つを国際的にいただいた大賞のしるしとして、手元で飾ることになりそうです。

これからも新しいゲームを作り続けて、何十年かかるかはわかりませんが、もう1つ2つ増えるよう頑張ります。
