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梅ばち

梅ばちという、駄菓子(和菓子)を知りませんでした。調べてみると梅鉢家紋型の伝統のお菓子でした。

本当に何気にちょっと味見、と家事の合間に、冷蔵庫で冷えていた梅ばちを1つ、ビニール袋からとり出して、そのまま口の中に放り込んでガリリと噛んでみました。

美味しい!

冷やす必要はないお菓子ですが、昨日、札幌の実家から帰ってきた夫が持たされたお土産の他の食品と共に冷蔵庫に入れてあったのでした。
私は昨日仕事で夜まで留守にしていたので、今朝になって、ちょっと食べてみようと思ったのです。

この梅ばち、札幌のすすきの市場の閉店が決まった駄菓子屋さんで、夫のお母さんが買ってきてくれたもの。
駄菓子屋さんの量り売りでビニール袋に入った梅ばちは輪ゴムで口が縛ってあって、メモで「全部買いました。」と夫のお母さんの字で書かれていました。

私が札幌で過ごした幼少期の記憶のひとつにすすきの市場に歩いて買い物に行っていた。というのがあって、そのことを知っていたので、閉店する駄菓子屋さんの新聞の記事を先日LINEで送ってくれていました。

まだ幼稚園児だった私はその駄菓子屋さんの記憶はほとんどないのですが、あのすすきの市場の薄暗く縦に長い室内の風景は記憶にあります。

札幌生まれ札幌それもすすきの育ちの私の母にとっては庭とも言えるその場所。
その話題を札幌に住んでいる夫のお母さんから受け取って、今は日高地方に住む私の母に渡してみました。


まるで駄菓子のようにささやかなお話しです。



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