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No.1613 脳内サプリ

5年前の67歳の5月に「スマホdebut」しました。IT機器に明るい娘の婿殿が、「青空文庫」を取り込んでくれました。

「青空文庫」とは、著作権が切れた本や著者に許諾を受けた本を集めた「インターネット上の電子図書館」だそうです。国内外の1000人以上の作家による17,000以上の作品を楽しめます。大好きな山本周五郎の本49冊が無料で読める事を知り、「驚き桃の木山椒の木」です。長い梅雨の時期も心静かに過ごせそうです。

「親指姫」ならぬニューフェイス「人差し指爺」は、迷い箸のような動きを見せながらも、中谷宇吉郎「鉛筆のしん」を見つけました。
 「(略)しつけをする本当のねらいは、学問に対する身だしなみを、身につけさせるところにあるのです。学問は、私たちが慎ましい心で、大いに尊ぶべきものです。(略)」
と、鉛筆の削り方もしつけと同じで、正しい削り方や芯の研ぎようで、人格までが形成されるのだと論じています。

戦後6年目の随筆ですが、学問への真摯さや警鐘は、少しも色褪せません。もっとも、今日、鉛筆を削れる子どもたちの姿は、見られなくなりました。私たちが子どもの頃、筆箱の中には、ミッキーナイフ(主に鉛筆削りとして使われる小型のナイフ)が入っており、それを使っていました。手を切るので、集中しながら慎重に鉛筆を削りました。今にして思えば、子供心に研がれてゆくものもあった大事な行為だったような気が…。

「青空文庫」は、アプリだけでなく、我が脳内サプリでもあります。


※画像は、本が好きな社会人クリエイター・かなめさんの、タイトル「電子書籍についてプレゼンしてみる」の1葉をかたじけなくしました。その説明に、
「しばらく前にスマホで撮った電子書籍専用端末koboです。 フランダースの犬なのは特に意味はないです。 多分、その時DLしていた青空文庫の中から適当に選んだだけかと。」
とありました。専門用語は全く???ですが、お礼を申し上げます。