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No.1782 ありがたい
少し人生の回り道をしたこともあり、田舎の私立高校の教壇でチョークを握るようになったのは28歳の時でした。
同期で同年齢で、しかも同じ科で勤めるようになったK先生との出逢いは、その後の人生を振り返ると、生涯の宝もののように思われます。そのK先生とは、生徒会顧問としても共に働きました。
先日、1981年(昭和56年)に教員として採用された同じ年に、入学してきた生徒(生徒会)とその後輩(生徒会)たちが、
「久々に旧交をあたためたい」
とメールをくれ、12年ぶりに夜の酒場で再会が叶い、久闊を叙しました。前回は、我々の還暦を祝ってのことでした。
学校の年間行事の中には、生徒会の生徒たちの積極的な企画・運営に頼るもの少なからず、彼らが文化・体育行事の要となって、高校生たちの思い出を、より豊かなものにしてくれました。
その彼らは、人生いろいろありながらも、それぞれの職場に無くてはならぬ人として活躍しています。なにせ、縁の下の力持ちのような、人の為に積極的に働き、気を利かすことのできる人々です。みな50代後半、最初の教え子は、今年還暦を迎えたということで、互いに感無量の時間を過ごしました。
古稀を2年過ぎた私たちですが、44年が経っても、今もこうして変わらずに懐かしみ尊んでくれる、世界中探しても得難い人々です。拝みたいくらいの気持ちになりました。「有り難い」とは、このようなことをいうのだと思いました。
※画像は、クリエイター・優谷美和さんの「生徒会の話し合い」の1葉をかたじけなくしました。お礼申し上げます。
