『アウトプット前提のインプット』の次に教わった、もう一つの学び方
よく「アウトプット前提のインプット」という言葉を耳にします。
学ぶこと、インプットすることはとても大切です。
しかし、それを行動に移すアウトプットにつなげなければ、その学びの価値を十分に活かすことはできません。
私自身も、とあるコミュニティの師匠から教わった「アウトプット前提のインプット」という考え方を、これまで愚直に実践してきました。
会社で勉強会を開催する日を先に決めて、そこに向けて学ぶ。
コミュニティ仲間に学びをシェアする場を宣言してから、本を読む。
そんな行動を積み重ねてきたことで、以前よりもインプットを行動につなげられるようになったと感じています。
師匠との1on1で聞いた一言
そんなある日、師匠と1on1で話をする機会がありました。
私は感謝の気持ちを込めて、
「教えていただいた『アウトプット前提のインプット』を実践したことで、自分は成長できました」
と伝えました。
すると、師匠からこんな言葉が返ってきました。
「アウトプット前提のインプットの次は、
インプット前提のアウトプットですね。」
「えっ……」
私は一瞬、頭の中が混乱しました。
インプット前提のアウトプット?
・・・どういうことだろう?
「先生」ではなく「学びの場の一員」
師匠から教わったのは、
「誰もが先生であり、誰もが生徒である」
という考え方でした。
自分が学んだことを人に伝える時、気づかないうちに
「教える人」と「教わる人」
という関係になりがちです。
でも、その構図だと学びの矢印は一方向になりがちです。
一方で、教える人も「自分も学ぶ立場」としてその場に立つとどうでしょう。
参加者から質問が出る。
感想をもらう。
異なる経験や視点を教えてもらう。
すると、自分が伝えた内容に新しい発見が加わり、学びがさらに深くなります。
師匠が言っていた
「インプット前提のアウトプット」
とは、まさにこのことでした。
学んで、伝えて、また学ぶ
アウトプット前提のインプットで、まずは自分が学ぶ。
そして、その学びをアウトプットする。
ただし、その場を「教える場」で終わらせるのではなく、参加者からの質問や感想というインプットを受け取り、それに応えるアウトプットを重ねていく。
そんな循環が、自分自身の学びや気づきを深めてくれます。
「フィードバックはギフト」
という言葉とも重なりました。
私が実践している工夫
この考え方を教わってから、私は職場やコミュニティで勉強会を行う時に、
ワークの時間
発表の時間
質問の時間
を意識的に設けるようになりました。
参加者同士の対話が生まれるだけでなく、講師役の私自身も多くのことを学べます。
実際、
「そんな視点があったのか」
「自分の理解はまだ浅かったな」
「あなたの考えに共感する」
と感じることも少なくありません。
アウトプットの場が、新しいインプットの場にもなっています。
これからも、考動実験
私自身も、まだまだ実験の途中です。
学んで、伝えて、また学ぶ。
そんな循環をつくりながら、これからも職場やコミュニティで実践を重ねていきたいと思います。
素直な心を、大切に。
今日も、一歩ずつ、コツコツと。
おくノートを読んでくださり、ありがとうございます。
