体重が減る理由
わたしは若い頃、とにかく痩せたかった。
それでも簡単に痩せることはなかった。
とはいっても、中肉中背だったとは思う。
娘は病んでいた時、摂食障害になり過食を繰り返していた。
歳を取ったら自然と痩せていくから
ママみたいに
そんな言葉はなんの気休めにもならなかった。
いつかじゃなくて
今痩せたいの!
娘はそう言ってパニックを起こしていた。
わたしの母も若い時はぽっちゃりしていたのが、歳と共に痩せ型に変わった。
わたしもその血があるせいではあるが、40代前半で癌になってから体質が変わった。
食事に気をつけた故だとは思うが、すっかり痩せの人にわたしはなった。
痩せても10年前には大食漢だった。
食べても食べてもいくらでもお腹に入った。
それでも太ることはなくなった。
ここ1年くらいで急に食べる量が減った。
お腹がすぐにいっぱいになってしまうし、食べたい欲が急激に減った。
それでも体重は特に変わることはなかった。
なのに、ここのところ減り続けて心配になってきた。

癌になったと知る前、何もしていないのに体重が減っていることに気づいた。
あの頃を彷彿とさせる。
体調を崩すことが続いていたので、また何か大きな病気が潜んでいるかもしれない。
そんな話をすると、母が指摘した。
夫が赴任先から戻ってきた頃から減っているよ、と。
思い当たる節がある。
①夕飯のおかずを作る
量を食べる夫の分を多めに取り分ける。
結果、主菜の3分の2は夫、3分の1はわたし。
②おやつ好きな夫
一度にあるだけ食べる。
だから、わたしはなんとなく買わないようになっていく。
自分だけ食べるのも気が引ける。
間食が大幅に減る。
③畑で収穫した野菜だらけ
毎日野菜でお腹いっぱいになる。
消費しなくてはいけないと野菜中心の献立になる。
すぐお腹がいっぱいになるからタンパク質が入る隙がない。
久しぶりに会う人が、皆「やせた?」と聞いてくる。
60近くの女性が痩せるのは、貧相でしかない。
ばあさんに見えるよと言われている気がしてしまう。
プロテインを人に勧められた。
娘に伴走して過去に飲んでいたことがある。
だけど、あれだけは嫌いだ。
味と匂いが苦手なのだ。
とにかくタンパク質を3食摂り、運動をして筋肉を増やすのが最善だとわかっている。
運動するのが面倒だ。
20年前、ビリー・ザ・ブートキャンプを2年間も続けていたこのわたしの落ちぶれようはひどい。
とりあえず、なるべくエスカレーターを使わずに階段を上るようにした。
しかし、全然筋肉量は増えない。
このままでは健康寿命が長く生きられる気がしない。
本気で考えないと、七つ上の夫より先にへたばりそう。
それは悔しい。
なんとかせねば。
