発達を抱える我が子たち(後編)
前半戦は、ASDの娘の紹介をしました。
後半戦は、ADHDであろうという下の子についてのお話をしていきたいと思います。
下の子は、とっても元気な男の子
生まれた時から育てやすく、体が弱いながらも逞しく育ってくれた息子。
そんな彼は、今どこに行っても「一番元気」と言われます。
とにかくコミュニケーション能力が高く、いろんな人と話しまくる!
公園に行ったら、冬でも汗ばむほど遊ぶ!
言いたいことは言うし、こだわりもしっかりある!
上の娘と違いすぎる性格。
コミュケーションがしっかりとれることで、育てやすさを常に感じています。
親子で意思疎通がしっかり出来るけど、ASDの繊細なお姉ちゃんとは上手くいかない。
それでも、めげずに話しかけまくり、近寄り、今では少し分かり合えたようです。
「あれ?おかしいな。」
そんな息子に、違和感を感じ始めたのは、2歳後半~3歳でした。
お友達との距離が近い。
一方的な話が多く、会話が成立しにくい。
考えるより先に、体が動いてしまい、やたら事故に遭いそうになる。
男の子だから、気のせい。
男の子なんてそんなもん。
そう言われ、そう信じてきた私。
2~3歳の頃は、上の娘も発達の話を受けたことがなかったからこそ、周りの「まだこれからだから大丈夫」に、甘えて流してしまっていました。
でも、結局度々気になることが多く、不安は拭いきれませんでした。
なぜならば、元気や人見知りをしないレベルではなかったからです。
少しでも目を話すと、知らない人の流れについていくことや、確認せず誰とでも手を繋いでしまうこと、外遊びから帰る頃には全身があざだらけになることも多く、息子の体が不安だったからです。
娘が繋げてくれた先生のおかげで…
娘が就学し、ASDの判定を聞き、少しずつ発達について勉強している中で、気になることは細かく浮上してきました。
「ADHDの特性の項目、息子は結構当てはまる」ということに気が付き、ADHDの特性の勉強を始めました。
「息子はADHD?」と、心配していた矢先、娘の支援担当の先生と話していく中で、先生の方から言話が出ました。
「もしかして、弟さんADHDだったりしますか?」
娘の支援員の先生だから、あまり息子の話はしてこなかったし、するべきか悩みましたが、きっかけをくれたこともあり、気になることの経緯をお話しました。
「娘さんから、弟さんの話を振り返って、記憶の整頓の練習をしている中で、注意欠陥や多動が気になったんです。」と言ってくれ、そこでようやく安心しました。
娘が伝えてくれ、私と話を確認する中で、息子は現在判定は出ていないけど「ADHDである可能性が非常に高い」という話を、丁寧にしてくれました。
発達があると知ると、不安に思う人も多いと思いますが、私は逆でした。
変だと思ってから、モヤモヤするのは2回目であり、不確かな状況より、より明確に子どもの状況を知る方が、生活の中で過ごしやすかったからです。
自分で勉強し、質問を専門の方に聞いたり、保育園の先生と共有することで、今現在、息子の子育ての悩みがすっきりできたと実感しています。
現在は療育に行かない選択
娘の時は知らなかったけど、未就学児から発達の心配を抱える子は、自治体で行っている検査を受けられ、必要に応じ、空きがあれば療育に行くことが出来ます。
しかし、休みの都合や、場所の問題(遠い・利便性が悪いところ等)、兄弟がいる場合は、療育中の兄弟の対応の悩みの出てきます。
我が家は、場所が遠く、娘の預け先が難しいことから、「行かなくていいなら、まだ行かない」という判断をしました。
たしかに行く方がメリットがありますが、療育に行くこと自体が、私の心身に負荷が大きかったのです。
「兄弟どうしよう」
「週末の予定をどうしよう」
「バスや電車で乗り継いで…」
と考えているくらいなら、まだ行かなくていいと思いました。
(幸い、療育必須ではなかったことも有り)
行かなくても、比較的なんとかなってしまいますが、行くと行くで友達が出来たり、相談したり、話して安心できるメリットもあるので、選択が出来るならお好みでいいと思います。
ADHD?今後はどうする?
今後は、未就学児の時期は現状維持を続ける予定です。
無理な療育も、発達の悩みを抱える子によっては、ストレスになってしまうこともあるので、我が家は「行かない」を継続します。
しかし、いつかはきちんと相談をし、集団の中でルールに沿って行かなければなりません。
息子も、入学に合わせて発達相談をし、きちんと必要に応じて判断しながら対応していこうと思います。
発達に関して、判定をもらえば安心や相談機関の繋がりが生まれますが、グレーのうちは「親も無理をせず」「余裕がある時に」窓口に行くことも、1つの解決かなと思います。
終わりに
前半はASD、後半はADHDの話をしました。
いかがだったでしょうか。
それぞれの家で、それぞれの人たちに、個性とパターンがあります。
個人的な思いではありますが、悩んでいる人や家族はもちろん、もっと発達についての認識が広まればいいなと思っています。
今は発達の悩みを抱えている人が増え、認識もだいぶ広がっているとは思いますが、子ども同士の理解や協力の形、また大人の意外と知らなかっただけで発達を抱えている人も多くいます。
(うちの母が、多分そうです)
年齢によっても様々。
でも、何歳でも、大丈夫。
同じように悩んでいる人はたくさんいるし、わかってくれる人もたくさんいます。
少しでも多くの人が、理解し合い、認め合って、明日が楽しくなっていけたらいいなと思います。
長くなりましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
<次回は、「うちの実家はゴミ屋敷」を掲載予定です。>
