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【英会話】成績は上がるのに学力が下がる?最新研究から考えるAIとの付き合い方

こんにちは、たぬこです。
「良い成績を取ること」と「本当に知識を身につけること」。
一見、同じことのように思えますよね。

でも、最新の研究で「AIを使うと成績は上がるけれど、実は学習レベルは下がっているかもしれない」という、ちょっとドキッとする事実が明らかになりました。

今回は、アメリカの大学で行われた興味深い調査をもとに、これからの「AIとの付き合い方」について考えてみたいと思います。

元記事はこちら👉

Students Get Higher Grades with AI, But Learn Less

(学生はAIで高い成績を取れるが、学びは少なくなっている)

📊 大学生の4人に1人がAIで課題をこなしている?

ある調査(Times Higher Education)によると、今や約85%の大学生が何らかの形で課題にAIを活用しているそうです。

さらに踏み込んでみると……

25%(4人に1人):AIを使って課題を完成させている
19%(約5人に1人):AIにエッセイ(レポート)を丸ごと書かせている

想像以上に、AIは学生たちの日常に深く溶け込んでいるようです。

📈 AIの登場で「A評価」が急増したデータ

テキサス州の大学で、AIが登場する前の2018年から2025年までの「319のコース、計84学科」の成績データを分析した研究(イゴール・チリコフ氏による調査)があります。

特に、レポート作成やプログラミングなど「自宅で一人で行う課題」が多い授業に注目すると、面白い変化が見られました。

最高評価の「A」の割合

2022年(ChatGPTリリース時):44%
2025年:48% に上昇!

低い評価(C、D、F)の割合
軒並み減少(C評価は8%から7%へ、D・F評価は3%から2%へ)

ちなみに、AIが使えない「口頭発表(プレゼン)」の授業では、成績の分布に全く変化がなかったそうです。つまり、成績が上がったのは純粋に「AIのおかげ」ということになります。

⚠️ AIによる「成績インフレ」がもたらす2つの問題

成績が上がるなら万々歳じゃないの?と思ってしまいますが、専門家は2つの深刻な問題を指摘しています。

1. 「本当のスキル」が身につかない

AIに頼って作ったレポートで良い点をもらっても、それは自分の頭で考えた結果ではありません。そのまま卒業してしまうと、社会に出たときに「実力不足」で苦労する可能性があります。

2. 「成績の価値」そのものが下がる

みんながAIを使って高い評価(A判定)を取るようになると、採用する企業側から見て「このA評価には、どれほどの価値があるんだろう?」と疑問を持たれてしまいます。結果として、せっかくの良い成績がアピールポイントにならなくなってしまうかもしれません。

💡 求められるのは「AIに使われない」スキル

この問題は、学生だけでなく、大人の学び直しや仕事でのAI活用にもまったく同じことが言えそうです。

AIは、リサーチのヒントをくれたり、文章の構成を整えてくれたりする最強の相棒です。

でも、「考えるプロセス」まで丸投げしてしまうと、私たちの成長はそこで止まってしまうのかもしれません。

AIに下調べや要約を頼むのはOK

だけど、最後の「自分の意見」や「深い考察」は自分の頭で絞り出す
これからの時代は、「AIをいかに使いこなすか」と同時に、「AIがなくても戦える自分だけの強みをどう育てるか」が、より重要になっていきそうです。

みなさんは、AIと自分のスキルのバランス、どう取っていますか?

☕️ おまけ:今日のレッスンのおさらい

1. 「〜前に」の正しい使い分け(時間の表現)

5分前にジムから帰ってきたばかり

❌ 誤った表現: ⁠I came back from the gym 5 minutes before.⁠
⭕️ 正しい表現①: ⁠I came back from the gym 5 minutes ago.⁠

解説: 「(今から数えて)5分前」と言いたいときは ⁠ago⁠ を使います。

⭕️ 正しい表現②: ⁠I came back from the gym 5 minutes before the class.⁠

解説: ⁠before⁠ を使う場合は、「レッスンの5分前」のように「何の前に」という基準となる言葉を後ろに補う必要があります。

assignment(名詞):課題、宿題
syllabus(名詞):シラバス、講義計画(複数形は ⁠syllabi⁠)
unsupervised(形容詞):監督のいない、自主的な、一人で行う
exposure(名詞):(危険や影響に)さらされること、触れること
inflate(動詞):膨らませる、インフレさせる(記事内では「成績を水増しする」の意味)
graduate(動詞):卒業する

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