学びを実践できる人になろう⑤ 「わかった」を「できる」に変える血肉化ロードマップ
『学びを実践できる人になろう』シリーズの5回目です。
このシリーズでは、きちんとレッスンに通っているんだけどなかなか上達しないという人に向けて、学びを実践し、血肉に変えるためのテクニックを紹介しています。
前回は、『検索練習』についてお話ししました。今回は前回までの4つの記事のまとめとして、僕だったら実際にどういう流れで実践するかを解説したいと思います。
スキルを身につける=習慣化する
まず何かしらのスキルを身につけるためには、練習をしなければいけません。これまで多くの人と接してきて感じるのは「みんな見切りをつけるのが早すぎる」ということです。
多くの人が数回練習したらスキルが身につくと思っています。そして、その数回で習得できなかったら「私には向いてない」「僕には才能がない」と諦めてしまいます。
ここで改めて強調しておきますが、スキルを身につけるということは「習慣化する」ということです。すなわち、時間がかかるということを改めてご確認ください。
例えば、有酸素運動や筋トレが楽しくなってくるのは「約3週間」と言われています。有酸素運動による心肺機能の強化が起こるのが、始めてから2〜3週間。また、筋トレで筋肉痛がおきにくくなり、トレーニングが簡単になってくるのがだいたい3週間くらいと言われています。
これは有酸素運動と筋トレの話なので、スキルの習得に関してはそうではないかもしれません。ですが、とりあえず「3週間は我慢して継続しよう」という目安としてはアリだと思っていて、僕は何か新しい習慣を身につけるときは、3週間は我慢するようにしています。
また、この3週間は「体が適応し始める」日数であり、この段階ではまだ習慣にはなっていません。習慣化に必要な日数は、中央値で59〜66日、平均で106〜154日、個人差は4〜335日とかなりばらばらです。ただやはり最低でも2ヶ月はかかるであろうと考え、僕は「3ヶ月」を目安にしています。
何をするにしても、2〜3回だけやって諦めず、最低でも3週間は続けてみてからいろいろ判断してみてください。
では、今回のシリーズの総まとめとして、具体的な実践例を見ていきましょう。
①身につけるスキルを選定する
まずは「今身につけるべきスキルは何か」ということを考えましょう。最低でも3週間は取り組むので、ここを雑に考えると時間が無駄になりかねません。基本的には「自分の弱点」や「そのスキルを身につけたら複数の問題が解決するもの」を選ぶのがオススメ。
ここでは例として、当シリーズで紹介したテクニックを書き出してみましょう。
ダンスノートを書く
「3つの問い」フレームワーク
相手に合わせて説明を変える
パッシブスキルに名前をつける
鏡を見ずに練習する
レッスンの内容を思い出しながらダンスノートに書く
動画を見ずに振付を思い出す
見てわかるように、これらのスキルは「たまにやるだけ」では効果がありません。例えば「3つの問い(主張・根拠・応用)」を「気づいたときにやる」程度だと身につきませんし、いつまでたっても上達もしません。思い出したように練習するだけでは上達せず、せっかくの時間が無駄になってしまいます。スキルを意味があるものにするためには、息を吸うくらい当たり前にできるようになる必要があります。
今回は「パッシブスキルに名前をつける」を例にやってみましょう。
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