FERRO Mari e Montiへの道⑤
大会前日
今回は初めての参加であり
あまりタイトなスケジュールを組むのは止めて
時間的な余裕を持つことを重視し
レンタカーを借用し、宿を取って前泊する事としました。
達人になれば
当日に身ひとつ自転車とリュックサックで
久里浜からフェリーに乗船して
下船した流れで、その先にある受付でエントリーし
そのまま出場すると言った事も可能だと
葉山自轉車市場の柏木さんも言っていました。
私も現在は横浜に居を移した事から
久里浜まで電車で輪行し
フェリー乗船前に組み立てて
身軽に行こうかなと考えたりもしました。
さらに踏み込めば
自宅を朝早くから自転車で出て
ウォームアップを兼ねて横浜から久里浜まで自走し
弾丸で参加するのもアリだと思う一方
初参加なので結局今回は
会場周辺の事情の確認や
前夜祭に参加する事としたので
結局余裕を持った
ゆったりモードで参加する事にしました。
そして、現地入りをした
大会前日の11月1日の9時にレンタカーを借用し
機材を積み込み
横浜横須賀道路を経由して
久里浜港でフェリー待ちです。

今回はトヨタの商用車、PROBOXを借用しました。
首都高湾岸線を”ぬうわKm/h”←久しぶりにこの表現を使いました(笑
で爆走する”商用車界のフェラーリ”と言われる、アレです。
本当はどちらかと言うと
こう言ったゆったりモードでの遠出は
軽ワンボックスの方が良かったのですが
軽ワンボックスって
意外にバックモニター搭載車種が少ないんですよね。
そして商用車は大概、喫煙車(笑
私は7年前に禁煙した、元喫煙者なので
臭い自体はそれほど気にはなりませんでしたが
それでも臭いが携行品に移らないかは
流石に少し気になりました…
今回LOOK KE75は出発前
サドルを結構上げ気味にしていたので
荷台スペースに積み込んだ時には
上方については、天井ギリギリの積み込みでした。
ただ、車内横幅の寸法には余裕があったので
予備ホイール一組
先日パンクさせたVittoria CORSA PROを
シーリング材で復活させた
練習用のMAVIC SSC +7400DURA-ACE32Hハブに
取り付けたホイールを携行して行きました。
(これは後刻インプレッションしてみたいと思います。)
それと、普段使いの工具箱2箱と
SILCAのフロアポンプ1本。
助手席には
防寒着や降雨を想定したウエア類や
バッグ3個位の荷物と
前夜祭参加用の
紺ブレザー、ボタンダウンシャツ、チノパン等の
襟付き衣類とズボン
羽根無しストレートチップの靴位は
参加に当たり、ドレスコードは特にありませんが
礼儀として携行しました。
こう言ったあれやこれやの荷物や
保守整備用の、普段使いのイクイップメント類を
そのまま持って行けるのは
トランポ車での参加の強みです。
そして、自転車コンクールに出品用に
久しぶりに
MAVIC TARANTELLA GITANE VOGUEも
出庫する事にしました。

そして無事、乗船です。
往路は車両乗船組は少なく、すんなり乗船出来ました。
ちなみに普通車料金は7日間有効の往復切符で、9,500円でした。

一見高そうに見える料金ですが
千葉県民を2回やった事がある私としては
アクアラインを利用すると、もれなく渋滞に巻き込まれ
木更津から館山道を利用して
今回目指す金谷に向かうだけでも
結構時間が掛かるのは心得ていますし
事故遭遇のリスク回避の面からも
今回はフェリーで渡航しようと決めていました。
何せ久里浜港は、自宅から近いですし。
そしてやはり
渋滞や事故との遭遇
アクアライン経由での走行距離や、掛かる運賃を勘案しても
今回はフェリーで向かったのは正解でした。
なにせ緊張の維持やトイレの我慢との闘いの
渋滞待ちとは違い
潮風を浴びながら
富士山を始めとした、景色を眺めながらの
40分の休憩が出来るのも
魅力的ですからね。
そして乗船し、周りの様子見ていると既に
FERRO参加の方と思われる
コンパクトにまとめたリュックを背負った
クロモリ自転車乗船組もお見掛けしました。
その姿から
きっと参加歴多数の
手練れの方だと思いました。
段々と気分が高まって来ます。
そして、比較的波も穏やかで
あれよあれよと言う間に
金谷港に着きました。

そして到着し
本日の宿に直行しようかとも考えましたが
会場との距離感や
駐車場所のロケーションもよく分からなかったので
まずは参加案内で指定された駐車場の
金谷小学校校庭に向かいました。
ちなみに駐車料金は無料です。
ちなみにフェリーの係員に誘導されると
自然とこの”国道127号線フェリー南入口交差点”に出ます。
実は、大会会場はこの交差点の直近ですが
そこでは参加者用の駐車場所は無く
荷下ろしもご遠慮願いたい旨
案内に記載されていたので
まずは、指定された駐車場に向かった次第です。

セブンイレブンを過ぎ、大会案内の通り
浜金谷駅入口交差点を左折の後
最初の十字路を右折の後に線路沿いを走ります。
”えっ、ココ⁉”みたいな細い路地を経由し
踏切を渡ると、線路を挟んで反対側の
金谷小学校に着きます。

そして、金谷小学校校庭に到着です。
ここでまず、VOGUEを降ろしました。
まずは、間に合えば
自転車コンテストに参加しようと思ったからです。

しかしこの時既に
自転車コンテストは受付はおろか
既に審査も終了していました(笑
次回コンテストに出場される方は
時間に気を付けた方が良いと思います。
すると、前々泊をしなければいけないかも…(笑
またここで大会本部に顔を出し
受付を済ませて
ゼッケン等を受領しました。
そしてお次は、宿に向かいました。
大会会場から徒歩10分程度
浜金谷駅から徒歩5分程度に立地の
”かぢや旅館”です

大会会場からも十分徒歩圏内です。
この建物の道路を挟んだ向かいに
宿の駐車場がありますが
今回、チェックアウト後もそのまま駐車させて頂き
帰宅するまでお世話になりました。
画像にある織旗に
”1日駐車¥800で1人温泉に入れます”とありますが
前日に宿泊した客は¥500で入れます。
これを利用すれば
旅館に宿泊しない
当日に車でFERROに参加する方でも
駐車料金+日帰り温泉を利用で¥800なら
金谷小学校の校庭を利用するより
こちらを利用するのが断然良いと思います。
ちなみに金谷小学校の駐車場開放は
7:00~19:00で、時間外は閉鎖をするそうです。
ここは24時間車の出入りは大丈夫です。
今回利用した部屋は、304号室

今回、大会半月前に予約をしたので
食事付きの2人部屋しか空いていませんでしたが
50を過ぎたオジサンはお布団で寝たいので
こちらの旅館をチョイスしました。
私以外にもFERRO参加者はもとより
三連休初日ともあり、家族連れの他
ツーリング旅のバイカーも結構居ました。
そして中に入ると…

そこには
時空の歪みを超えて到達した、昭和がありました(笑
でも私、個人的には嫌いじゃありませんよ(笑
ちなみに私は、ロビーにある貴重品ロッカーに
クルマのカギや、貴重品を預けました。
さらにはチェックアウト後の大会終了時まで
旅館のご厚意でそのまま貸してくれ
レンタカーのPROBOXも
そのまま駐車場に止めさせてくれる等
かぢや旅館さんのおかげで
非常に助かりました。
ちなみにFERROでも荷物預かりサービスをしていましたが
原則貴重品は個人管理となります。
そして、窓を見れば富士山が見えました

見事な富士山が拝めます。

私は成田市で2度千葉県民を経験しましたが
同じ千葉県でもこんなに見事な富士山の眺望が見れたのは
正直驚きでした。
普段、神奈川県側から房総半島を見るのが
日常だからかも知れません。
ちなみにFERRO大会会場周辺の宿泊事情ですが
かぢや旅館
ベイサイド金谷
コテージタイプのKINSENKAN
同じくコテージタイプのSihe-Don
コスパで言えば、かぢや旅館。
次に大会会場目前の、ベイサイド金谷
と言ったところでしょうか。
正直、それほど選択肢は多くないと言った
ところでしょうね。
そして、先程会場に一度立ち寄った際に受け取った
ロードブックやゼッケンなどを点検します。

ゼッケン2枚(身体用、車体用)
ロードブック
この後参加する、前夜祭入場兼抽選プレゼント引換券
会場の鋸山美術館入場用リストバンド
ロードブック

私が今回エントリーしたロングコースは
ここに記されたエイド5か所の内
ファミリー・ショートカテゴリー用の道の駅、きょなんを除いた
1 道の駅保田小学校
2 大山千枚田
3 JR東日本安房鴨川駅
4 CAFE GROVE
の計4か所のエイドが指定されています。
リストバンドは、会場施設として
参加者に開放された鋸山美術館への入館証ですが
翌日そのありがたみを知るのでした。

そしてゼッケンを早速取り付け
今回出場用マシンである
LOOK KE75で会場周辺を試走する事にしました。

赤いチューブラータイヤ専用バッグに2本目が入っています。
この時の主なスペックは
ブレーキキャリパー・レバー、ステム(120㎜)、ヘッド(ITA)
シートピラー(Φ27.2㎜)、シフター・FRディテーラー
FRハブ(32H・8S・HG)、クランク(172.5㎜)、BB(JIS)、ペダル
全て7400系DURA-ACE
前歯50×39T+スプロケット・13~29T(MICHE製8S)
リム~MAVIC G.E.L280(32H)
タイヤ~Vittoria RALLY(サイズ23-28)
サドル~セラサンマルコRolls
ハンドル~Chinelliクリテリウム 幅40
バーテープ~BENOTTO
そして最後の神頼み
ギザッロ教会のお守り

これが今回の、START/GOAL地点

記念撮影台

そして、調整を兼ねて
ルートの一部を実走してみる事にしました。
STARTの鋸山美術館~保田(ほた)交差点までの
往復約10Kmのルートです。

鋸山の麓に当たるこの付近は
元石切り場の鋸山があるだけに
落石防止用も含め、トンネルが数多く設置されています。

結構怖いです。

とあまり見慣れない注意書きが…

通過するには結局、トンネルの中に入らなければなりません(怖
これらのトンネル
そこそこの長さもそうですが
自転車は言うまでもなく、歩行者もまた
道路外側線、白線の狭い内側を歩かなければならない
結構怖いトンネル達でした。
しかも所々地下水が染み出ている、ウエットな路面で
しかも舗装が所々捲れていると言った
肝を冷やすトンネルでした…
そして海沿いなので
タイミング次第では
猛烈な向かい風に見舞われます。
個人的には、ここを通過する際には
LEDのリアランプを点滅/点灯をさせて
通過した方が良いと思います。
私はそうしました。
大会当日の明日は
三連休中日でそこそこの車の交通量が
ここのみならず予想されるので
気を付けなければと思っている内に
保田交差点に到着です。

そしてまた、メイン会場に到着です。

現地入りし、試走も終え
残るは出走を待つのみ…
その前に、出番を失ってしまった
MAVIC TARANTELLA GITANE VOGUEの
記念撮影をしたりします。

これで出場したいですね(実はニセフランス車のフレームは日本製ですが)
そして、明日の英気を養うため
着替えて会場である”THE FISH”に向けて宿を出ます。


THE FISH 公式ホームページ
今日はFERRO参加者の為に
レストランスペースは貸し切りでの
前夜祭です。
会場入口前で
葉山自轉車市場の柏木さんと一緒に会場入りしました。
18時スタートで
協賛する
鋸山美術館館長と
EROICA JAPANのスポンサーもしている
珠泉会の理事長からのご挨拶の後に
今回の主催者であるマルコ氏の発声で
スタート。
いや、本格的ですね(驚
生演奏までしてくれました(嬉

ちなみにこのウッドベースの奏者の方、あの葉山自轉車市場の門脇さんのお兄様です(驚
今回は目を三角にして臨む様な
順位を争ったり、タイムと戦う様な
”競技”
なんかではありません。
自己を見つめるための
”イベント”
なのだと私は思いました。
でも、時としてはお互いを意識し合う
シチュエーションはそこそこありましたが(笑
なので、提供された生ビールは
遠慮なく頂きました
美味しかったです(嬉

実はかぢや旅館にチェックイン時に
夕食の時間は…と聞かれ
即座に”外で済ますので要りません”と答えたところ
訝しげな顔をされました。(申し訳ございません)
旅館の夕食も中々と聞いていましたが
やっぱりこっちに来て良かった(嬉
2人分の夕食代は返金されませんでしたが
それでもこっちに来て充分良かったです(笑
バイキング形式での食事でしたが
50~60人位は居たと思われる
参加者の数にも関わらず
充分お腹を満たす事が出来ました。
カーボローディングはバッチリです(笑

所々、プロジェクターで
過去の記録動画を流しながら
マルコ氏やその関係者の方々からのコメントが添えられて
この日を迎えるまでのお話を聞きました。
感無量になったマルコ氏は時折、涙ぐんでいました。
ここに辿り着くまでのご苦労が、偲ばれました。
そして、その合間を繋ぐ音楽。

この前夜祭の参加者の方々もまた
本当に素敵で魅力的な”大人達”だったんですよ。

参加者の方々の仕草や振る舞い、身だしなみが
全て”大人”なんですよ。
着物姿の女性もいらっしゃいました。
ここまで”遊びに本気で傾注”出来るのは
やはり、大人なんだなぁと。

また、前夜祭の中での
カメラマンの露木”ロッキー”氏の撮影手法
”黄金比”は、とても参考になりました!
氏の写真は”ああ、そうやって臨んで撮影しているんだな”と
そのご苦労を改めて理解できました。
そして宴たけなわの中、盛大の内に前夜祭は終了し
当日を迎えるのでした…
最終回へと、続く。
