FERRO Mari e Monti 2026への道②
5月16日(土) 1日目
前日までのFEEL CYCLEでのレッスンが祟り
ヘロヘロの中眠りに就き
当日午前5時から、出発準備を開始しました(爆
あれを持って行くか、これは置いて行くか…
こう言った取捨選択を出発前にするのが
こう言ったイベント参加における
悩みでもありまた、楽しみでもあったりします。
また私の場合は、基本的にこう言ったイベントには
必ず予備車を持って行く事にし
今回は昨年出場したLOOK KE75を予備車として
GITANE VOGUEと共に積んで行きました。
また先日参加した
葉山自轉車市場早朝ライド後に
GITANE VOGUEを参加後に預け
そのまま基本点検・整備を依頼しましたが
これが大正解でした。
組んでから2年近く経ちましたが
殆ど置物と化していました。
早朝ライド参加の際、ブレーキの鳴きを除けば
それほど違和感は感じず
このまま行こうかとも思いましたが
いややはり、一応プロの目線で見て貰おうと
預けた結果、やはり
蕩けるようなスムージーなシフター
バツんバツんに効くブレーキ。
ピリッとした後輪の挙動(やはりフレていました)
ブレーキの鳴きが止み(異音は精神衛生上よくありませんね)
車体は万全です。
そして地元のレンタカー屋さんに
いつものPROBOXを午前9時に借りに行き
久里浜のフェリーに乗って、金谷港を目指します。
今日明日と、天気は最高の様です。

何か、荷物の積み込みや港までの道中が
すんなり行き過ぎて
フェリーの利用で
港のすぐ近くにある鋸山美術館脇の特設会場に
11時には着いてしまいました。



いつもの”かぢや旅館”のチェックインが15時なので
前夜祭会場の”THE FISH”の駐車場にとりあえず車を止めて
会場に向かいました。
ここでまず最初に、受付を済ませました。
そして先着していた
葉山自轉車市場の柏木さんに挨拶をし
フリマブースを周った後に
展示されている
自転車コンテストの車体を見学です。
そして、入賞車両の紹介です。(陳列順)
DE ROSA Giro d'Italiaです。
車体も勿論ですが
付属する自作の革小物
カバン、カスク等のトータルコーディネートで入賞しました。

続いて、購入し40年を経た、セオサイクル製のSEMAS。
物を40年所有し続けるのは、凄いですよね。


続いて、見えにくいですが
最初期ロゴのデカールの”ANTALES”です。

この時代の綴りは”R”ではありません。
あくまで”L”なのです。
確かその謂れを以前聞いたことがあったのですが
忘れてしまいました(笑
現在は後身のワイズロードで
さそり座1番星の”ANTARES”として
ブランド名は受け継がれています。

続いて、COPPIの3カラー。

ビンテージ自転車と共に
アパレルブランドを主宰する
N.CYCLE.FACTORYの中島氏曰く
”3カラーで纏めているところに1票”との事でした。

そしてお次は
豪華な講師陣によるセミナーです。

まずは東京・世田谷でビンテージサイクルショップ
”Koma Vintage Bicycles”を経営する
加茂氏による
”ヴィンテージ自転車と規格及び保全・復元について”
セミナー中、氏の書き留めたファイルを見せて頂きましたが
遠目からも自転車の知の結晶とも言える書き込みがなされ
その情熱に頭が下がる想いでした。

このお話の中で
ヴィンテージのフレームにマッチする
ブレーキアーチのリーチ長についての
計測要領についてお話したのが印象に残りました。
続いて
戦後間もない1948年のGiro d'Italiaにおける
自転車に対するイタリア人の情熱について
語っていました。
森林限界を超える、標高2,000mを越えるコースで
選手はおろか
観客が沿道を埋め尽くす光景を写した写真を見ての解説。

声が上がりました。確かにそうですよね。
続いて、N.CYCLE.FACTORYの中島氏における
”サイクリングウェアの奥義。最新素材で快適!”です。

中島氏は元々航空宇宙業界に長年身を置いており
現在はN.CYCLE.FACTORYを経営し
ヴィンテージサイクルの修理販売をする一方で
アパレル部門についても携わっています。
今回自社製品の特長についてのセミナーでしたが
ここまで拘って作っていたとはと
驚いてしまいました。
素材をコーデュロイを選ぶところに
既に拘りを感じるところですが
糸の材料になるコーデュロイを
インジェクターから射出する際において
真っすぐではなく、ウェーブさせ
それを束ねて糸に撚らせて
製品によってはその糸1本でウエアを編み上げると言った
解説をしてくれました。
ええ、もちろんこのセミナーの後に
私も購入してしまいましたよ(笑
ちなみにウールジャージ様の風合いで
着心地がとても良く
チクチク等せず、肌に優しい着心地です(驚
そして何より、現代の日本人に合致する
サイズ構成なのが有難いです。
現在中古のウールジャージを入手しようとすると
ヨーロッパサイズなので正直マッチしづらいです。
その点も含めて、これは本当に”買い”でした。
セミナー3回目は
ヴィンテージな乗り物全般の
板金・塗装・カスタムペイントを行うお店
Bonneville(ボンネビル)のペインター、田島氏による
”ヴィンテージバイクを蘇らせる塗装と美学”です。

セミナー中”如何に誤魔化すか”とおっしゃっていましたが
見せて頂いた見本であるフレームの仕上がりを見て頂ければ
その技術は一目瞭然です。
レストアと言う作業自体
オリジナルの状態が正解だとすると
正解自体は既にある程度まで滅失している状態の中で
経験則を踏まえながらの仮説を導き出し
正解に向かって辿って行く
しかし正解は既に滅失している以上
答え合わせが出来ない。
つまり、正解が導き出せない。
すなわち、より正解に近づこうとする
ペインターとしての自分自身との戦い
と言ったところなのだと
私は勝手に想像してしまいます。
それらをひっくるめて
”誤魔化す”と言った表現なのかなと。
そして、技術もそうですが
お値段も”⁉”と言った価格で引き受けてくれるそうですので
私も来るべき時には是非とも依頼したいと思いました。
そしてこの後の上映会は
お暇を頂いて
来るべきお楽しみの前夜祭に向けて
宿にチェックインに向かいました。
そして到着、かぢや旅館です。

約半年ぶりにお世話になります。
今回は2か月前に予約し、素泊まり2人部屋を取りました。
1人部屋は少ないみたいですね。
ちなみに今回の部屋にはトイレはありませんでした。
値段で有り無しがあるみたいです。
おお、相変わらずの昭和な佇まいです。

そして、屋根と屋根の間から見える
オーシャンビュー(笑

あっ、船!
しかし前回と違い、富士山は見えず…(笑

そして一息つきながら
受付で受け取った物の確認です。

館山美術館入場用リストバンド、ゼッケンを車体に取り付ける際の麻ひも。
ルートブックの内容です。

またこの開催3日前に、個別でメールで
エントリーした参加者に対し、PDF形式で
詳細について案内が来ていました。
そして気づけば17:30
前夜祭の会場である”THE FISH”にやって参りました。

続々とお料理が運ばれてきます。



この他にも色々あったのですが
私は向かいで相席になった方と意気投合して
挨拶が始まる前に既に
生ビールで始めてしまいました(爆
そして主催者のマルコ氏と
鋸山美術館の鈴木館長による
10周年記念の挨拶です。


そしてスタート。
明日の本番に向けて、英気を養います。





落日の中
会場は徐々に熱気を帯びて行きます。


マルコ氏による、10年を節目としたご挨拶。

ヨーロッパにおけるロードレースの文化研究を行う
安家氏によるお話し。
この前夜祭って、単純にカーボローディングとかだけでなく
文化交流や情報交換のラウンジなのです。

その節はありがとうございました(笑
そして宴も後半を過ぎ
徐々に佳境を迎えます。


山あり谷ありの10年だったのでしょう。
色々な物を乗り越えた10年だったのでしょうね。

そして!
10月31日(土)、11月1日(日)に
茨城県ひたちなか市磯崎町をスタート地点とした
EROICA JAPAN 2026を統括する
CORSA CORSAの江口氏からのご挨拶がありました。
つい先日に開催概要を発表し
開催の全体像が見えたところですが
残り6か月
開催地も変わり色々と大変ですが
おおいに期待しておりますので
よろしくお願い致します!

今回は
ヒルクライム等の獲得標高が低くなった代わりに
ロングルートで約8Kmのグラベルコースが設定される等の
説明がありました。
宿泊施設の予約受付なども行うとの事なので
今後もこまめにWebサイト等をチェックして行きたいと思います。
そして閉会間際に
大抽選会を行い
私は…

nutella(ヌテラ)の
パンに塗るチョコレートと
シリコン製ブレスレットを頂きました
わーい(笑

そして、明日の本番へとつづく…

おやすみなさい。

1日目、おしまい。
③本番へとつづく…
