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武士道 第15章 はじめに

武士道 第15章 がやっと完了したので、これを書いている。
以前この様な記事を書いたが、これを改変した。
ちなみにこの文章はすべて私が書いたものである、と一応述べておく。
 この文章を書くのにAIは使用していない。

 ここ1- 2年で急速にAIというかChat GPTが台頭してきた。 英文を理解する、英文を作る という点から言えば、格段に楽になった。 いや、もっとも、英語を日本語に、日本語を英語に という点で言えば、翻訳アプリはすでにあった。 ここで私が述べようとしているのは、これから我々が一番身につけなければならない英語力とは何か、ということである。

 確かにAIを使えば、英語などいくらでも読める、理解もできる。英語の論文でも小説でもどんどん日本語にできる。要約すらしてくれる。辞書をクリクリ引いていたことは今や昔となった。

 英会話 と言っても、ボイスレコーダのようなもので同時通訳すらスムースにできるようになるだろう。いや、もうほとんど出来ている。

 このようなことを踏まえて言えば、我々はもう英語を勉強する必要すらなくなったように思える。果たしてそうか。

 我々がこれから最もやらなくてはならいのは英文を理解することではなく、英語を理解すること。もっと言えば英文法である。
 さて、AIで英文を訳してみた。しかし、本当にこれが正しいのか、これを見極めないといけない。
 自分で英文を書いてみた・・・これからは AI に書かせてみた・・・ということが多くなるだろうが・・・その英文が果たして正しいか。自分の言いたいことがちゃんと伝わる英文であるのか。それを見極めないといけない。
 
 それには英文法の力が必要だ。
 皆さんはきっと一生懸命勉強して、世界に羽ばたいて、研究したりビジネスをしたりして、世界を渡り歩こうと考えているだろう。
 そのために必要な英語力とは何か。

 会社を代表して契約を結んだり、国を代表して条約を立案、締結したりするような仕事に携わることもあるかもしれない。
 その時に必要な英語力とは何か。
 契約の英文でも、条約の英文でも今やAIで解読できよう。また、AIで英文の契約書を作ることも簡単に出来るだろう。
 問題は、その契約なり条約文を外国人と検証する事が出来るか、ということである。文章の解釈の点でいろいろな齟齬もあるかもしれない。それを正していかないといけない。
 その時に必要となるのが正確で精密な英文法の知識ということになるだろう。

 英文の意味の解釈ということで議論になることもあろう。その時に「AIに書かせたから合っているはずだ」みたいなことは間違っても口にしてはいけないと思う。その瞬間、相手から蔑まれることとなる。きちんと英文法的な見地から議論したり説明したりしたいものだ。それこそがこれから最も必要とされる英語力なのだ。これはNative といえでも免れ得ない。「私はNative。だからあなた方非Nativeの人は英文の解釈では私の言うことを聞きなさい」で通してはいけないし、ビジネス、研究の世界では通らないし、我々日本人も負けてはいけない。 

 負けないためには確実な英文法の知識とそれを裏付ける読解、例えばこの「武士道」が最適のものである。これを見せつつ説明すれば Native でも何でも圧倒できるだろう。その力を養うことこそが本書の狙いである。

令和8年5月15日 橋本英樹 識


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