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同格を表す名詞節 の 理解 武士道第6章から

英文法を最近軽視する人が多く、私には疑問です。
英語を理解するために日本語に訳するのであるが、それには法則があり、それが英文法である。
 英語とは日本人にとって暗号の一種である。
 今日は「同格を表す名詞節」 のお話。
 武士道 第6章 #18 の文章です。

#18  I admit  that there may be unnecessary niceties in ceremonious etiquette, but  whether it partakes as much of folly as the adherence to ever-changing fashions of the West , is a question not very clear to my mind .


私の訳:儀礼の中に不必要な微妙なものがある可能性があることを私は認める。しかし、礼が西洋の絶えず変化する流行に執着するのと同じくらいの沢山の馬鹿げたものを持っているかどうか、という疑問は私の考えでは明瞭ではない。

解説:whether it partakes as much of folly as the adherence to ever-changing fashions of the West , is a question not very clear to my mind .

は、難解な文章であるが、これは倒置法で文章がひっくり返っている。

また、文頭のwhether it partakes as much of folly as the adherence to ever-changing fashions of the Westはquestionと同格の名詞節である。ここを理解しながら文章を並べ替えると・・

このようにしっかりとした理解に立たないとこの文章には理解するどころか、近寄れないだろう。近寄るためには英文法が必要だと思う。
 難しいことはない。その都度覚えていけば良いのだ。
 同格を表す名詞節の解説は一番下に述べる。

矢内原忠雄訳:儀礼の中に不必要なる末節の規定があることを、私は認める。しかし西洋が絶えず変化する流行に従うことと比較して、果 していずれが多く馬鹿気ているか、私の心には 甚 だ明瞭を欠く問題である。

されど、泰西の絕えず移りゆく流行を追 ふの愚に比するに、予は、遽に其 優劣を判ずるに苦しむものなり。

あと、この文章で、ever-changing fashon 「絶えず移り変わる流行」という単語があったが、これを見て一つの映画を思い出した。この表現の理科に繋がった。


注意:

 よくthatを関係代名詞と間違う場合があるので注意すること。

 見極め方としては、例えば、The fact that he is honest is known to everybody. において、that を関係代名詞とみると、関係代名詞に導かれる節 that he is honest の中のどこかに the fact が入るはずであるが、この文ではどうしても入らない。入らない場合は一般的に「同格の名詞節」と見て良い。これが分からないとどうしてもうまく訳ができない文章というものがある。文法的な知識がないとこのような文をうまく訳すことが出来ない。試験においても、社会に出て英語で何かものを言う場合にも、大きな分かれ目になると思う。

(拙著 訳読のための英文法 p30 より)


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橋本 このたびはご評価をいただきありがとございます。また、チップまで下さるとは私にとって大変な喜びです。さらに英文訓読の役を進め、アップさせていきたいと思います。