武士道 第16章 #45 日本人の心の最も雄弁にして且つ忠実なる解釈者であるラフカディオ・ハーン 小泉八雲
#45 Read Hearn, the most eloquent and truthful interpreter of the Japanese mind, and you see the working of that mind to be an example of the working of Bushido.


私の訳:日本人の心の最も雄弁にして且つ忠実なる解釈者であるハーンを読め、そうすれば彼の描写する心の働きは武士道の働きの一例であるをことを知るであろう。





1. 英文の基本構造
S = You (あなた)
V = see (~とわかる、みる)
O = the working of that mind (その精神の働き)
C = to be an example ... (~の一例であること)
[構造の解説]
「see O + to be C」という形で、「OがCであると(客観的に)見なす・わかる」という意味になります。この場合の to be は省略されることもあります。
2. 文全体の訳
前半の「Read Hearn...」からの意味は以下の通りです。
「日本人の精神の最も雄弁で真実な通訳者であるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の著書を読めば、その(日本人の)精神の働きが、武士道が機能していることの一例であることがわかるだろう」
3. この「to be」の文法的な位置づけ
この to be は、元々は「~である」という状態を表すbe動詞です。
知覚動詞や認識を表す動詞(see, find, consider, believeなど)の後ろで、目的語(O)がどのような状態であるか(C)を説明する働きを持っています。
例文: I found him to be a reliable person. (彼が信頼できる人物だとわかった)
本文: you see the working of that mind to be an example of... (その精神の働きが…の一例であるとわかる) [1]
このように、to be を補うことで「~であること(状態)」を強調し、OとCの関係を明確に結びつけています。






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