たとえ腕が切り落とされても武士の子は泣かない
すごい教育だな、と思う。
子供が転んで擦りむいたり、ドアに指を挟めて泣いたとしよう。
武士の子は・・・新戸部稲造少年も・・・このように母親から叱咤されたのだろう。
「何を泣いているのだ。戦場であなたは腕を切り落とされたらどうするのだ? 大声で泣くのか? 情けない子だねえ。切腹を申しつけられたらどうするのか」と叱咤されたのである。
我々も武士道を読んで、少し気合をもらおうではないか。
#11 Does a little booby cry for any ache? The mother scolds him in this fashion: "What a coward to cry for a trifling pain! What will you do when your arm is cut off in battle? What when you are called upon to commit hara-kiri ?"

私の訳:つまらない子だねえ、そんな痛みで泣くなんて。こんな小さな痛みで泣くなんて何て臆病者なのだろうか。戦さ場であなたの腕が切り落とされたらどうするのですか。切腹をあなたが申し付けられたらどうするのですか。母親はこのようなやり方で子供を叱るのである。
矢内原忠雄 訳:もし何かの痛みによって泣けば、母は子供を叱って これしきの痛みで泣くとは何という臆病者です! 戦場で汝の腕が斬り取られたらばどうします? 切腹を命ぜられた時はどうする?」と励ました。

櫻井鴎村 訳:若し苦痛を哀訴することあらんか、母は『些少の苦痛に泣くは卑怯者』と 呵 し、繼ぐに『戰塲に出でゝ、腕を斷たれなば何如。切腹を命 ぜられなば何如』 等の 厲語 を以てしたり。









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