50-7 Good things are worth waiting for.
Good things are worth waiting for.
待てば海路の日和あり
良いことは待つ甲斐がある。




「Good things are worth waiting for」は、「良いものは待つだけの価値がある」「焦らず待てば、最終的に素晴らしい結果が手に入る」という意味の有名な英語の諺(ことわざ)です。日本の「果報は寝て待て」や「待てば海路の日和あり」に近いニュアンスを持っています。
以下に、この諺の由来と、使われている英単語の詳細な説明をまとめました。
1. 諺の由来
この表現の正確な起源には諸説ありますが、古くからある文学的表現や広告を通じて広く一般に定着しました。
文学的なルーツ(14世紀〜)
14世紀の詩人ジェフリー・チョーサーの作品『トロイラスとクリセイデ』の中に、「最大の価値があるものは、長く待たされるものだ」という趣旨の一節があり、これが原型の一つとされています。詩人ロンフェローの詩(19世紀)
1839年、アメリカの詩人ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローが発表した詩『人生の讃歌(A Psalm of Life)』の中に、“learn to labor and to wait”(働き、かつ待つことを学べ)という一節があり、「忍耐強く待つ美徳」が欧米社会で強く意識されるきっかけとなりました。ケチャップのCMでの大流行(20世紀後半)
このフレーズが世界的に最も有名になったのは、ハインツ(Heinz)社のトマトケチャップのテレビCM(1970年代〜1980年代)です。ハインツのケチャップは濃度が高く、ボトルからなかなか出てこないことで知られていました。そこであえて「出てくるのが遅いのは、それだけ濃厚で美味しい証拠。Good things are worth waiting for.」というキャッチコピーを使い、大ヒットしました。これにより、日常会話の定番フレーズとして定着しました。
2. 英単語・文法の説明
この文はシンプルな構造(主語 + 動詞 + 補語)で成り立っています。
Good things(名詞句)
Good:良い、優れた
things:もの、こと(thingの複数形)
※「良い変化」や「素晴らしい結果」「幸運」など、漠然としたポジティブな事象全体を指します。
are(動詞)
be動詞の複数現在形です。主語が「Good things(複数形)」なので「are」になります。
worth(前置詞 / 形容詞)
「〜の価値がある」という意味の重要な単語です。
後ろに【名詞】または【動詞の-ing形(動名詞)】を伴って、「〜するだけの価値がある」という構文を作ります。 [1]
waiting for(動名詞句)
wait for 〜:〜を待つ
ここでは wait が -ing 形(waiting)になり、前置詞 worth の後ろに続く名詞の役割(動名詞)をしています。最後の for の後ろにあるはずの「目的語(=Good things)」が文頭に出ているため、for で文が終わる形になっています。 [1]
【文法的な分解】
Good things(主語:良いものは)
are(動詞:〜である)
worth waiting for(補語:待つ価値がある) [1]

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