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7章 #4 The apotheosis of Sincerity in the Doctrine of the Mean 中庸の中で述べられている誠 訳と文法の整合性を取るのが難しかった

7章 #4 The apotheosis of Sincerity to which Confucius gives expression in the Doctrine of the Mean, attributes to it transcendental powers, almost identifying them with the Divine.

この文章。矢内原の訳だけ見ると分かりやすそうなのだが、文法的な整合性を取るのに苦労した。ゴールデン・ウィーク最終日の半日を要した。苦労した。

私の訳:孔子が中庸の中で表現したところの誠の極地というもの。孔子は誠を超越的な力であるとし、ほとんど神と誠の力を同一視した。

矢内原忠雄 訳:孔子は中庸に於て誠を崇び、之に超自然力を賦興して殆んど神と同調した。

櫻井鴎村 訳:子思は『中庸』に於て誠を崇め、之れに超自然力を歸し、而も殆ど其力を神明と同視す。
(子思は孔子のお孫さん 優秀な人だった 「大学」の著者とも言われている)

文法的解析
 短い文章だし、訳を見て日本語を当てはめるだけなら至極簡単な文章に見えるが、それで終わりにしてはもちろんいけない。文法的な整合性を必ずとらなければならないと考えている。
 違和感を覚えるのはattributesが主動詞であることはすぐに分かるのだが、果たしてこの主語は何か、と考えると「さて?」と思う。
 文の構造上、The apotheosis of Sincerityであろうが、これを主語とするといろいろな不具合が起こる。
1)it, themはそれぞれ何を指すのか?
2) 分詞構文のidentifyingを節に言い換えた時(Paraphrase) した時、その主語はどうなるか。これも文の構成上The apotheosis of Sincerityとなるが、これでは文意が通らない。
 ちょっと苦しいところもあるが、attributesの前にCofuciusが省略されているものとた。attributesの前のコンマで文章を一つ切るものとした。

を一つの文章とみて「孔子が中庸の中で表現したところの誠の極地というもの。」と訳した。

attributesの前に前に出てきたCoufuciusが省略されているものとした。
これはちょっと無理筋のような気もするが、こうすると文意が通り、文法的にも整合する。

almost identifying them with the Divine は、分詞構文で
and Confucius almost identifies them with the Divineと paraphrase 出来る(言い換えられる)


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橋本 このたびはご評価をいただきありがとございます。また、チップまで下さるとは私にとって大変な喜びです。さらに英文訓読の役を進め、アップさせていきたいと思います。