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Achilles and Patroclus アキレウスとパトロクロスの物語

アキレウスとパトロクロスの物語は、古代ギリシャの叙事詩『イーリアス』の中核をなす、絆と復讐の悲劇です。 

1. 二人の出会いと絆
パトロクロスは幼少期に誤って友人を殺してしまい、アキレウスの父ペレウスのもとに身を寄せました。二人は共に育ち、アキレウスにとってパトロクロスは「魂の半分」とも呼べる唯一無二の親友、あるいはそれ以上の深い絆で結ばれた存在となりました。 

2. トロイア戦争と決別
トロイア戦争中、総大将アガメムノンと対立したアキレウスは、怒りから戦線を離脱します。ギリシャ軍が窮地に陥る中、パトロクロスは苦しむ仲間を見捨てられず、アキレウスの鎧を借りて彼に成り代わり出陣しました。 

3. パトロクロスの死と復讐
戦場を席巻したパトロクロスでしたが、アキレウスの忠告を無視して深追いしすぎた結果、神アポロンの介入もあり、トロイアの王子ヘクトルによって討たれます。
パトロクロスの死を知ったアキレウスは、狂乱に近い深い悲しみに沈み、復讐のために戦線に復帰しました。彼はヘクトルを討ち取り、その遺体を引きずり回して怒りを爆発させました。 

4. 永遠の眠り
アキレウスは、自分の死後、遺灰をパトロクロスと同じ壺に入れて埋葬するよう遺言を残しました。この「死後も共にいたい」という願いは、彼らの関係が単なる戦友を超えたものであることを象徴しています。 

現代の解釈
ホメロスの記述では二人は「無二の親友」として描かれていますが、古代ギリシャの劇作家や現代の作品(マデリン・ミラーの小説『アキレウスの歌』など)では、しばしば恋人同士として解釈され、多くの人々を魅了し続けています。

パトロクロスの最期は、ギリシャ神話の叙事詩『イーリアス』第16巻で詳述されており、単なる戦死ではなく、神の介入と複数の戦士による攻撃が重なった悲劇的なものでした。 

パトロクロス最期の経緯

アキレウスの鎧を身にまとって出陣したパトロクロスは、快進撃を続けましたが、アキレウスの「深追いするな」という忠告を破り、トロイア城壁まで迫りました。 

  1. 1.神アポロンの介入:
    トロイア軍の守護神アポロンが姿を隠してパトロクロスの背後から近づき、彼の背中を強く叩きました。これによりパトロクロスは目眩を起こし、アキレウスから借りた兜や鎧が剥ぎ取られ、武器も破壊されて無防備な状態に陥りました。

  2. 2.エウポルボスによる負傷:
    茫然自失となったパトロクロスの隙を突き、トロイアの若き戦士エウポルボスが槍で彼の背中を刺しました。

  3. 3.ヘクトールのとどめ:
    深手を負って退こうとしたパトロクロスに対し、トロイアの総大将ヘクトールが近づき、槍で腹部を貫いて致命傷を与えました。 

今わの際の予言

息絶える直前、ヘクトールに嘲笑されたパトロクロスは、「お前が私を倒せたのは神々の助けがあったからだ」と述べ、続けて「お前もまた、アキレウスの手によってすぐに死ぬ運命にある」という不吉な予言を遺しました。 

パトロクロスの死後、アキレウスの防具はヘクトールに奪われましたが、彼の遺体はギリシャ軍の英雄たちによって激戦の末に回収されました。この死が、隠遁していたアキレウスを復讐の鬼へと変え、物語をクライマックスへと導くことになります



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橋本 このたびはご評価をいただきありがとございます。また、チップまで下さるとは私にとって大変な喜びです。さらに英文訓読の役を進め、アップさせていきたいと思います。