フランス語の定冠詞は付属する名詞の格で変化するか
文法ですね。
ヨーロッパ語は定冠詞が格(主格、目的格、所有格など)がついて、これがいろいろ変わるのだよ。これが厄介。
ドイツ語はよく変わったね。ロシア語もそうであった(少し勉強したことがあるので)
フランス語は変わらないみたい。これは助かるね。
ここでは、
Tout pour le tout. すべてのためにすべて 一か八か
を勉強したので、trout (all)で考えてみよう。
「tout」は男性名詞です。 単数形では男性名詞として扱われるため、前に付く定冠詞は男性単数形の le になります。
フランス語の定冠詞(英語の「the」に相当)は、後ろに続く名詞の「性(男性・女性)」と「数(単数・複数)」に合わせて、以下のように4つに変化します。
定冠詞の変化表

「tout」が複数形(les touts)になるとき
「tout」を名詞として複数形にする場合は、お尻に s をつけて les touts(レ・トゥ)となり、意味は「諸々の全体」や「いくつかのまとまり」に変わります。
フランス語の定冠詞は付属する名詞の格で変化するか
結論から言うと、フランス語の定冠詞は名詞の「格(主格、目的格など)」によって変化しません。
ドイツ語やラテン語、ロシア語とは異なり、フランス語には文法的な「格変化」のシステムがないため、名詞が主語(~は)になっても、目的語(~を・~に)になっても、定冠詞の形(le, la, l', les)はそのままです。
格の代わりに、フランス語では「語順」や「前置詞」を使って文の中での役割(~は、~の、~に、~を)を表現します。
例文で見る「格」による変化のなさと仕組み
男性名詞 「le livre(その本)」を例に、文法的な役割(格)が変わっても定冠詞が変化しない様子を見てみましょう。
1. 主語(主格 / ~は)のとき
フランス語: Le livre est sur la table.
日本語: その本はテーブルの上にあります。
※定冠詞は「Le」のままです。
2. 直接目的語(対格 / ~を)のとき
フランス語: Je lis le livre.
日本語: 私はその本を読みます。
※「~を」になっても、定冠詞は「Le」のままです。
3. 間接目的語(与格 / ~に)や所有(属格 / ~の)のとき
フランス語では、前置詞「à(~に)」や「de(~の)」を定冠詞の前に置くことで表現します。このとき、前置詞と定冠詞(le / les)が合体(縮約)して形が変わります。これは格変化ではなく、発音をスムーズにするための結合ルールです。
「~の(de + le)」のとき:
Je parle du livre. (私はその本について話します)
※ de + le が合体して du に変化。
「~に(à + le)」のとき:
Pense au livre. (その本のことを考えて)
※ à + le が合体して au に変化。
※なお、女性名詞の la や、母音の前の l' は、前置詞(de, à)が前に来ても合体せずそのまま(de la, à la など)使います。
このように、フランス語の定冠詞はあくまで「男性・女性」「単数・複数」の区別だけで変化します。
全部はわからないが取り急ぎ書き留めておこう。
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