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武士道 第14章 #52

#52  To take shelter under a common bough or a drink of the same river, is alike ordained  from ages prior to our birth.

私の訳:
同じ枝の下で雨宿りをし、同じ川の水を飲むのも、我らが生まれる遥か昔から同じように定められている。

英単語・表現解説:

  • Take shelter under a common bough: 同じ(枝)の下で雨宿りをする(=偶然の共感)

  • A drink of the same river: 同じ川の水を飲む(=共有する経験)

  • Alike ordained: 同じように定められている(運命づけられている)

  • From ages prior to our birth: 我らが生まれる前の時代から(前世から) 

日常の些細な出会いや共有するひととき(同じ木の下で雨をしのぐ、同じ川の水を飲む)も、実は二人の間に深い宿縁があるからこそ起こるものであり、現世で夫婦となったことも前世からの定めである、という深い愛と運命を感じさせる表現です。


「age」という英単語は、単に「年齢」を表すだけでなく、時間や段階、成熟度、そして時代まで、非常に幅広い意味を持っています。語源はラテン語で「生涯・時間」を意味する aevum に由来します。 以下に、その意味の広がりを分類して解説します。

1. 「年数・年齢」 (Number of years)

人や物が存在してからの期間。 

  • 年齢・歳: "What is your age?"(年齢は?)

  • ~歳: "She is 20 years of age."(彼女は20歳だ)

  • ~時代: "School age"(学齢) 

2. 「老年・老齢」 (Old age)
 
単に数としての年齢だけでなく、人生の「晩年」「老い」を指す際にも使われます。

  • "His eyes were dim with age."(老いで彼の目はかすんでいた)

  • "Feel your age"(老いを感じる) 

3. 「時代・年代」 (Era / Period)
 
特定の歴史的背景を持つ長い期間を指します。 

  • "The Stone Age"(石器時代)

  • "The Information Age"(情報化時代)

  • "Middle Ages"(中世) 

4. 「成熟・熟成」 (Maturation)
 
人や物が成長したり、時間が経過して変化したりする状態。 

  • "Some wines improve with age."(ワインは熟成するにつれて良くなる)

  • 動詞としてのAge: 「年をとる」「老ける」「熟成する」

  • 受動態的に: "This job ages you."(この仕事は人を老けさせる) 

5. 「長い期間」 (A long time - 口語的)
 
複数形の "ages" で「とても長い間」「久しぶり」という意味になります。 

  • "I haven't seen you for ages!"(長い間会ってないね/久しぶり!) 

6. 名詞の末尾 (接尾辞: -age)
 
「~なこと」「~の状態」「~の料金」を指す名詞を作る(例: marriage, usage, baggage)。

※これ自体に age(年齢)の意味はないが、接尾辞として派生している。 


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橋本 このたびはご評価をいただきありがとございます。また、チップまで下さるとは私にとって大変な喜びです。さらに英文訓読の役を進め、アップさせていきたいと思います。