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「挑戦したいのに、罪悪感がつきまとう」ひとり親のための家族会議のコツ


①日常からの気づき

仕事から帰ってきて、ご飯を作って、洗濯物をたたんで
子どもの話にも相槌を打って。
そんな一日の終わりにふと手を止めて
こう思ったことはないですか?
ちゃんと子どもと向き合えていたかなと…

新しい挑戦をしようとしている親には
「子どもとの時間が減ったように感じる」
「つい仕事のことを考えてしまう自分にモヤモヤする」
「呼びかけにちゃんと応えられていない自分を責めてしまう」
という悩みがよく語られている。うちも覚えがある。

自分の時間を作って挑戦のために準備を進めること。
それ自体は悪いことじゃない。頭ではわかっている。
でもその時間の分だけ、子どもと過ごす時間が削られているような気がして、罪悪感がふっと顔を出す。
中には「母親をやめたい」という言葉が頭をよぎるほど、自分を責めてしまう人もいるという。
うちも正直似たような気持ちになったことは
一度や二度じゃない。

②なぜ今まで解決できなかったのか

しかも、相手が思春期の子となるとなおさら難しい。
思春期の男の子は、親に質問されると答えたあと追及されるのを嫌がって、最初からそっけない態度をとる一方で、構ってもらえないと不満を持つ、という矛盾した態度を見せることがあるという。
話しかければ煙たがられ、放っておけば寂しがられる。どちらに転んでも、うまくいかない気がして、だんだん、話すこと自体が怖くなっていく。

こういう時「家族会議」という言葉を目にすることもあるかもしれない。実際、家族会議のやり方を紹介する記事は探せばいくつも出てくる。でもその多くは、小学生くらいの子を対象にしていたり、夫婦間で情報を共有するための場だったりする。
思春期の子を持つ、しかもシングルで自分自身の挑戦という利害が絡む話をどう扱うか、というところまで踏み込んだものはなかなか見つからない。

これは決して珍しい状況ではない。母子のみで構成される世帯は全国で約77万世帯にのぼり、シングルマザーの就業率は86.6%、およそ9割が仕事を持っているという。働き、子どもを育てながら、それでも何かに挑戦しようとしている人は、決して少なくない。
それなのに自分だけの状況のように感じてしまうのは
この「親の挑戦×思春期の子育て」という組み合わせにちゃんと向き合った情報があまりにも少ないからかもしれない。

③一般的な家族会議のやり方

家族会議のやり方自体は調べればすぐに見つかる。
1回10分ほどで十分で、1〜2週間に1回、子どもの機嫌がいいタイミング、たとえば夕食後などに行うのがいい、という専門家の見立てもある。
頻度やタイミングの型を知ることはそんなに難しくない。

でもそれだけでは足りない。型を知っていても実際に
「自分の挑戦」という、子どもの生活にも関わってくる話を切り出そうとすると言葉に詰まる。何をどう話せば反発されずに、でもごまかさずに伝えられるのか。そこが一番知りたいところなのに、一般的な家族会議の記事にも、思春期の子との会話術の記事にも、書かれていない。

うちも同じところで立ち止まっていた。
話す時間を作ることはできても、肝心の「自分の挑戦」の話をどう切り出せばいいのか、しばらくわからないままだった。

ここから先は、その部分をうちが実際にやってきたことをもとに具体的に話していこうと思う

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