私が猫をお迎えした理由
小学4年生くらいの頃だったでしょうか。
ある日、お腹の大きいメス犬が庭にやってきました。
私は犬が飼いたくて仕方なかったので、「ベス」と名前をつけました。
毎日が夢のようでした。
毎朝の登校班も途中まで見送ってくれて、帰っていきます。
とても大人しく優しくて、頭の良いベス。
このまま一緒にいたいな、そう願っていました。
祖父がうちに来た時。
危ない!野良犬!
と、追い払いました。
ベスは何度も戻ってきましたが、祖父は何度も何度も、追い払い、戻ってこなくなりました。
私は泣いて泣いて、悲しみました。
その時ばかりは、祖父が嫌いになりました。
小学5年生の頃だったでしょうか。
小学生3人が、段ボールに入った子犬を
飼ってくれませんか?
と、やってきました。
ベスに似た白に茶の斑点がある子犬。
その子が実家で17年間飼っていた犬です。
番犬の如く、家族以外には全く懐かず、かなりわんぱくな犬でしたが、たくさん遊び、悲しい時には慰めてくれるように寄り添ってくれて、とても可愛く優しい犬でした。
今でもベスの子だったんじゃないかなと思っています。
我が家の男子たちは、猫が大好きです。
道で猫を見つけたら駆け寄っていき、猫カフェに通い、猫の動画を見ては、
「かわいいなー、飼いたいね」
ずーっと話していました。
あなたは犬派だからね。
謎に派閥をつけられ、
私は猫も好きですから!!
とよく話をしていました。
ペットを飼う大変さと亡くなる時の悲しさ。
それを考えると、勇気が出ないし、我が家の状況では難しいと、ずっと拒否してきました。
でも、息子が学校に行けない日が続いたこと。
「出来そこないって思ってるんでしょ。」
そんな言葉がでてくるようになり、人が怖く外に出でられない日。
苛立つ家の中
その時に、ふっと思いついたんです。
猫ちゃん飼ってみようかな。
そこからの展開はとても早く、文字を書くのが大嫌いな息子が、ユーチューブで勉強しだしました。
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びっしりノートに書き出し、私が仕事から帰ってきては、今日はこれを勉強したよ。
猫ちゃんにはこれがいいらしいよ。
たくさん教えてくれるようになりました。
飼ったらこうしようね、夢を叶える為、前向きな会話が多くなりました。
工作が好きな長男は、自由製作のあるアトリエ教室に通い始めます。
唯一好きな習い事。
猫の家、猫の寝床を作って帰ってきます。
ご縁もあって、保護猫活動している団体のインスタを見始め、毎日の投稿を見ては、今この子がいるよ。この子がいいな。
たくさんの楽しみをもって、ワクワクしている姿。
今までなかった気がします。
2回譲渡会に顔を出し、実際にみたら可愛いくて、子供たちと一緒に暮らす想像を膨らませます。
猫を飼うのが初めてでも保護猫って飼えますか?
丁寧にお話いただき、決断に至りました。
主人はまさか年内に飼うとは思ってなかったようですが、子供たちのプレゼンと私の必死の交渉。
まさにタイミングと勢いでした。
そして、2024年のクリスマスにやってきてくれたのです。
自分より小さな、新しい家族。
慈しむ心も生まれ、我が家始まって以来の静かなお正月。
「わぁー、生きてる感じがする。幸せだなー。」
長男がクリスマスに私に伝えてくれたことばです。
生活は一変し、猫中心の生活になりました。
名前は保護猫団体さんからそのまま引き継ぎ、アリちゃん。
ありがとうのアリちゃん。
本当に来てくれてありがとう。
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