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lemon_osa
本が読める幸せ
子どもの頃は、本が自宅で読めた。
当たり前だけど、親が何もかもしてくれたし、本を読む姿を喜んでくれたから、堂々と時間を忘れて読めた。
「お客様」だったからだ。
今は、自分で家事をして
自分で生活の糧を得ている。
読書だけで1日を終えられない。
休日も、なんとなしに本を手に取るも
カフェ等で読む、あの時を忘れる没入感は自宅では得られないし、「いざ、読書!」と身構えて読んでいる気がする。
昔から図書館での読書は苦手だった。
本は好きなんだけれども、あすこで気楽に読書できた試しはない。何故だろう。
来し方をしっかり生きてこられた年配の方々が朝からどっしりソファーに座って何冊もの本を読み進めている姿を横目に、果たして自分は歳を重ねたら、あんなに落ち着いて図書館で本が読めるのだろうか?
と勝手に焦燥感に包まれる。
あとどれぐらい新しい本に出会えるかはわからないけども、明日も本が読める幸せを噛み締めたい。
