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東京国立博物館 月例講演会

先日、「青銅器時代」をテーマにしたトーハクの月例講演会に行ってきた。
年パスを購入してそろそろ1年になるが、月例講演会の存在を知ったのはつい最近
奥が深いぞ・・・トーハク。

さて、この月例講演会
結構な人気で、毎回熱意のある方々が真剣に聴講している。時には講師の方のジョークに笑い声も起きる素敵な会だ。熱心にメモを取る方、私のようにちょっとふかふかの椅子と暖房でうつらうつらしながら、歴史と今の間を行ったり来たりする人、さまざまだ。

今回は、「レヴァント」地方の青銅器時代を研究されているトーハクの研究員が講師だった。若いのに色々知ってるなぁ・・・人間ってすごい・・・とただただ自分の浅学を反省する感じだった(そして、時々寝る)が、本当に面白かった。

レヴァントは、現在の地中海近辺の地域のことで
イスラエルやパレスチナといった「紛争中」なイメージを今なら持つ場所だ。

ざっくり講演会の内容をまとめると
「レヴァント地方って、今の文化の根っこになっているかも」
だ。

日本には青銅器時代がないらしく、銅も鉄も一気に文明として大陸から入ってきたので、石器から鉄器に一足飛びした国らしい。へぇ・・・知らなかった。(または学生の時に先生から聞いたことを失念しているか)

ここでは講演会の中身を書き記すのではなく、感想をちょいちょい書こうと思う。
(ちょくちょく目をつぶっていたのもある・・・)

講師の方がレヴァント地方を研究しようと志したのが高校生時代というのに驚愕した。高校生時代にレヴァント地方の面白さを感じるなんて・・・(今回は「・・・」を多用していることからオミックの驚き具合を感じ取ってください)
やはりすごい人は昔からすごいのだな・・・と。
心なしか講師の先生が若く爽やかなので、ちょっとしたユーモアを喋っても場内のおばさま達の笑いが巻き起こる、すごい(語彙力)。
本当に人間っていろんなことに興味関心を持つし、誰一人として同じような人間はいない、と痛感したり。

船が沈没するということは、誰かの命が失われること、悲しいことではあるが
考古学的には、その沈んだ船がタイムカプセルとなり、当時の様子を伝えてくれる貴重なものになる。
誰が所持し、なんのために船路についたのか、どういう人たちが乗っていたのか
それを何年も何世代もかけて調査研究をしていく。すごい(語彙力)。

青銅器時代とざっくりいっても今から4000年近く前だったりするし
1000年とかのスパンなので、本当に範囲が広い。
そこをトーハクでは、ほぼほぼ講師の方が網羅しているそう。
大変ではあるが、やりがいのある仕事かつ研究だなあと思う。

清王朝を築いた満州族が使用していた満州文字(現在使える人はごく僅からしい)の元になったものの一つが、レヴァント地方で使用されていたアラム文字であったことを聞いて、歴史って繋がっているなぁと思った。
英語のアルファベットもアラム文字が根っこにあるらしい、へぇ・・・

次回から東洋館の青銅器を見る目が変わりそうだ。

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