5万円の鮨屋に行かなくなった話
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都内お気に入り高級お鮨やさんがあり、お祝いがある時はた~まに行っていました。(1人会計5万円近くするので、ほんとたまーに。)
そこはスポーツ選手や、有名人もよくいらっしゃるお店で、大々的には多分打ち出してないけど、知ってる人は知ってるみたいな。隠れ家的、有名店。
そのお店に、あることをきっかけに私が行かなくなってしまった話を紹介します。
事の発端
平日の夜、早めの時間に伺いました。
大将はTHE 昭和みたいな、風格で、話し方もちょっとコワモテ。
カウンターと半個室が2つあって、計10名くらいが入れる店なのですが、大将とバイトのホールの女性2人(みんな20代中後半くらい)で、その日はバイトのホールスタッフが1人出勤に遅れてしまうらしく、大将+女性スタッフ1人の2人で切り盛りされていました。
私たち「急いでないから、全然OK。ゆっくりお願いします~!」
で、スタート!
異変を感じ始めた
30歳の私が聞いても、そのお店の大将の、スタッフへの伝え方が、強いのは、分かる。
大将「1番さんにこれだしてェェェぇえ!」
「刺身もう出るよ!醤油用意したっ!?!?(強め)」
「○○出して!!」
「○○してって!じゃあ、これやって!!!」
みたいな。悪気は全くなくて、急いでるのもあるし、スタッフに指示をただしているだけなんだけど、現代人からしたら気分良くない口調では、あるかもしれない。
鮨屋の大将って、どこもそんな感じだけど、
THE昭和大将と、令和女子。
価値観なんて違って当たり前。
そして…
スタッフからの返事が無くなった。。。
ザワザワ…
聞こえる泣き声
大きなお店ではないので、店内の声が聞こえます。
私たちは個室にいたので、見てたわけじゃないけど、次第に何となく感じる不穏な空気…
次に大将の声かけに対する女性スタッフの返事が無くなり、「ん…?」と思ってたところに、「グスングスン…」と泣き声が…
オォ…
そして、小さなお店なので、隠れるところもないし、人がいないので、立ち止まることもできない。
店内、一瞬、急にシーーーーン。
(他のお客さんももちろんいる。)
泣きながら、食事を提供してくださるスタッフに、心配になる私たち。
さて、この状況、みなさんならどう感じますか?
誰も悪くないけど居心地は、なんか悪い。
難しい問題ですよね。
会社だったらパワハラと言われるのかなぁ。悪気のない上司と、若い女性。気の強い女性だったら、録音して、会社に提出するかも(笑)
個人的には、無意識に女性スタッフを心から応援していて、「泣いちゃダメだ!こんなときこそ、笑顔で戦うんだ!!!」と、思っていたし、サーブに来てくれた時は「本当にゆっくりでいいですよ」とお伝えしていました。
でも、今の若い子は、あまり怒られる経験をしてきていないから、ちょっと強い口調で言われるだけで、ビクッとなったり、責められてる気分になったりしますよね。
誰も悪くないんよなあ~~~
でも、私も比較的そっち側の人間だから分かる。笑
その後、大将も異変に気付いて、なぜか急に優しくなっていて、それはそれでドギマギ…
お客さんは、みんな結構ドライで、各自お話再開。
なんかこっちまで、いてもいられない、感情に…。なった…。
その後足が遠のき始める
自分たちが嫌な思いをしたわけではなく、被害を被ったわけでもない。
誰も悪くないんだけど、それをきっかけに、後に数回お伺いした後に、なんとなく足が遠のいてしまいました。
その理由を考える
その時、一緒に行った知人とは、店の近くを通るたびにこの話を思い出します。あの空気は痺れたね…と。なんか居心地悪かったよね…と。
そして客目線で言うと、お店って、正直代替はいくらでもあるんですよね。
1人5万円は、超高級。ここぞ!と言う時に行っていたので、わざわざ5万円払って、その空気を味わうかと言ったら、味わいたくないよな~~みたいな。5万円払ったら美味しいもの食べれるお店は沢山あるし、わざわざ選ばないな~みたいな。
お料理はめちゃくちゃ美味しいけど、なんだか雰囲気が…。
私はそんな理由で、ご飯屋さんに行かなくなることが他にも結構あるので、その1つかも
犬でも空気読むもんね。
人間が空気読まないわけない。
雰囲気、大事。
そんなこんなで、5万円のお鮨屋さんに行かなくなってしまいました。
サービスの料金と質と満足度を考える
この事案を掘り下げて考えると、もしこのお店の料金が1万円くらいだったら、全然気にすることなく再度行ってたと思う。
例えば、高級ブランド店では、それ相応の接客を私たちも期待するし、実際に受ける事が出来る。
チェーン店では、笑顔で接客頂けたらハッピーな気持ちになって嬉しいくらいで、最初から過剰な対応を期待していないと思う。
5万円のお寿司屋さんを客観的に見ると、無意識に私たちは「高級店」に行っているので、そこに違和感を感じたんだな。
「隠れ家的高級店」なので、スタッフは若い女性アルバイトではなく、女将さん的なポジションの方や(大将の口調も含め、理解が出来る方)、男性スタッフの方が安心感があるかも。
きっと、私たちが感じる違和感を言語化すると、「現実と客観的に見た時のギャップ」が必ずあり、それを少なくしていくことが、サービスの成長や、満足度の向上に繋がるんだろうな、と、ひしひし。
noteは私は好きな事を書いてるだけだけど…Xとかもそうだよね。
そんな客観的視点を考える、良い機会でした。
では、また明日!
♡
