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ママ友付き合いが疲れるママが知っておきたい距離感

富士宮で13年、食の商社を経営。お客様満足度97.1%、お母さんたちの口コミで広がり続けている無添加のソーセージなどの加工食品の通販「おもいやり便」を運営しています。4児の母として30年以上のアトピーを食で改善した経験から生まれたこのサービス。無添加が当たり前の世界と、子どもの笑顔があふれる日本を残したい。そんな想いで、食と子育てのことを発信しています。


土曜日の午後。 公園のベンチで、ママ友と並んで子どもたちを見守る。

「今度、うち来ない?子どもたちも遊ばせよう」と言われて、反射的に「うん、行く行く!」と笑顔で答える。 家に帰ってカレンダーを見ながら、ちょっとだけため息

来週も再来週も、すでに予定が埋まっている。 誘いを断ったら気まずいし、でも本音を言えば、休みの日くらい家でゆっくりしたい。

夜、布団のなかでスマホのトーク画面を眺めながら、思う。 「みんなと仲良くしたい気持ちは本当なのに、なんで、こんなに疲れるんだろう」。

「いいママでいなきゃ」が、しんどい

ママ友付き合いが疲れる理由は、実はシンプルです。 子ども同士のために、自分を演じている時間が長すぎるから。

子ども同士は仲がいい。だから親の自分も合わせなきゃいけない。 気が合わなくても、誘いを断りすぎたら子どもの輪に影響が出るかもしれない。 子どものために、自分が我慢する。 この構造が、ボディブローのように効いてきます。

それだけじゃありません。 ママ友の世界には、見えないジャッジが流れていることがあります。 お弁当の中身。塾通い。習い事。家の片付き具合。子どもの躾。家計感覚。

直接何を言われたわけでもないのに、**「ちゃんとしてないと思われたら、どうしよう」**という気配が常に漂っている。 笑顔で会話しながら、心のなかでは自分の生活をジャッジされていないかチェックしている。 これは、想像以上に消耗します。

「子ども同士の仲」と「ママ同士の仲」は、別の話

ここで一度、整理しておきたいことがあります。

子ども同士が仲良くできることと、親同士が深く付き合うことは、別の話だということ。

子どもは、自分で友達を選びます。気が合えば自然に仲良くなるし、合わなければ離れます。 それは、親が一生懸命お膳立てしなくても、ちゃんと進んでいくものです。

なのに私たちは、「子どもの友達を守るために、自分が頑張らなきゃ」と思いすぎてしまう。 本当は、もっとゆるくていいんです。

挨拶ができる。困ったときに助け合える。連絡先を知っている。 それだけで、子ども同士の関係は十分に守られます。 毎週末を一緒に過ごしたり、グループLINEに即レスしたりする必要は、本当はない

「親しくしている」と「深く付き合っている」は、似ているようで別物。 ここの線引きをはっきりさせるだけで、ママ友疲れの半分は解決すると思っています。

私も、ママ友付き合いに溺れた時期がありました

私には4人の子どもがいます。 4回、入園と入学を経験しています。

正直にいうと、上の子の時は、ママ友付き合いに完全に振り回されていました。 誘われたら断れない。LINEは即レス。誕生日会、ランチ会、家庭訪問のお茶会。 全部に参加して、全部に合わせて、家に帰るとぐったり。

私は30年以上、ひどいアトピーでした。 結婚して子どもを授かろうとしたとき、何度も流産をして、医師からは「自然妊娠は難しい」と言われました。 そんな思いで授かった子どもだったから、**「この子の世界を、私の付き合いで狭めたくない」**という気持ちが強すぎたんだと思います。

でも、そのうち、自分が疲弊して家で笑顔をなくしている方が、よっぽど子どもに悪影響だと気づきました。

そこから、付き合い方を整理しました。 深く関わる人は2〜3人。あとはご縁とタイミングで、ゆるくつながる。 誘いを断る練習もしました。「ありがとう、その日は家でのんびりするんだ」と笑顔で言う。 最初はドキドキしましたが、断っても関係は壊れないことがわかってきました。

子どもは、子ども自身でちゃんと友達を作っていきます。 私が必死にお膳立てしなくても、4人の子どもたちはそれぞれ、自分の世界を広げていっています。

家のなかに、自分を回復させる場所を

ママ友付き合いを整理するために、もう一つ大事なことがあります。 それは、家のなかを、自分が回復できる場所にしておくこと。

外で気を遣ってきた日に、家で温かい食事をとって、ゆっくりお茶を飲む。 疲れて帰ってきた自分を、家のごはんが受け止めてくれる。 この循環があるかどうかで、ママ友付き合いから受けるダメージが、ずいぶん変わります。

でも、その家のごはんが、毎回ぐったりしながら作る義務になっていたら、本末転倒です。

私が「冷蔵庫に頼れる一品を置いておく」を大事にしているのは、ここに直結しています。 外で疲れて帰ってきた日に、罪悪感なくぱっと出せる、安心できる一品。 それがあるだけで、家が「義務の場所」から「回復の場所」に変わります。

市販の無添加品を探し回ったこともありましたが、「美味しくなくて家族が食べない」「それなのに高い」という壁にぶつかりました。 それなら自分たちで作ろう、と夫と始めたのがおもいやり便です。

夫は食材の商社を十数年やってきて、食品加工の裏側をよく知っていました。 富士幻豚という希少な豚肉を、塩だけで仕上げたソーセージ。化学調味料も、保存料も、砂糖も入れていません

ママ友ランチで気を張った日、誘いを断れずに長居した日、家に帰ってからフライパンで数分焼くだけで出せる一品が、「私、もう頑張らなくていい」を運んでくれる。 そんな存在として作っています。

ママ友付き合いに疲れているあなたへ。 全員と仲良くする必要は、本当にありません

子どもの世界を守ることと、自分が消耗することは、別の問題です。 深く付き合う人は少なくていい。あとはゆるく、笑顔で挨拶できる関係で十分。

そして、外で疲れて帰ってきた日は、家でちゃんと自分を回復させてあげてください。 温かい一品と、深呼吸できる時間。 それが、ママ友付き合いを長く健やかに続けるための、いちばんの土台です。

今日もお疲れさま。 肩の力を抜いて、自分のペースで、いっしょに歩いていきましょうね。

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