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汗と雲海とソフトクリーム。福智山の1日。

この数年、年に2〜3回ほど登山に行くようになりました。
昔の私だったら考えられなかったけれど、
やっぱり50代を過ぎると山に登りたくなるのでしょうか。

登山道では、中高年の登山者とよくすれ違います。
同じ世代の方が多いと、なんだか励まされる気がします。

今回登ったのは、福岡県の福智山。
「九州 低山」で検索したら、真っ先に出てきた山でした。
標高は900メートル以上。
「低山っ書いてあるし、これくらいなら大丈夫でしょ」と思ったのが大間違い。

急登が多く、常に上り続けているような感覚。
幸い、ほとんどが樹林帯で太陽は遮られていましたが、
10月とは思えない暑さで、汗だくになりました。

頂上付近には山小屋とバイオトイレがあり、
「何かあっても安心だね」と話しながら一歩ずつ登ります。

そして――きつい坂を乗り越え、ついに頂上へ。
目の前には、壮大な雲海が広がっていました。
「こんなところまで登ってきたんだ」と、感動と驚きが入り混じります。

のろのろ亀の歩きで、頂上まで2時間半。
でも、この達成感があるからこそ、登山はやめられないのでしょうね。
それにしても……いや、本当にきつかったです。

頂上では、カップラーメンとおにぎりを食べて、13時半ごろ下山開始。
しかしこの山、ルートが多く道迷いしやすいとのこと。
私たちも、見事に迷いました。

登山アプリ「YAMAP」を入れていたのですが、
「駐車場の方向へ下っているはず」が、地図上では逆方向へ。
15分ほど歩いたところで「おかしい」と気づき、引き返しました。

登山では、リーダーに任せきりにせず、
自分でもルートを確認することが大切――
まさに、それを痛感した瞬間でした。

下山中は、膝が痛くなってスピードも出せず、思ったより時間がかかりました。
一緒に登ったツレは、危険箇所を過ぎた途端に安心したのか、
どんどん自分のペースで降りて行きます。

山の中で一人になると、急に心細くなるものですね。
あの静けさの中にいると、この世に自分しかいないような感覚になります。

なんとか無事に駐車場に到着し、
帰り道で食べたソフトクリームの味は格別でした。

帰ってから、2 、3日、筋肉痛の激痛に耐えたのは言うまでもありません

さて、次はどこの山を登ろうかな。


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