見出し画像

子どもと向き合うあなたのための言葉。


こんにちは。おなつです。

日々子どもと向き合うあなたへ。



私は児童養護施設で子どもと生活をしています。

子どもの可愛らしさを感じながら、子どもとの向き合い方を学ぶ日々です。

子育てや教育は素晴らしいことです。

そして、とても大変なことでもあります。

「これがいつまで続くんだろう」

「なんでこの子はこんなことをするんだろう」

「これ以上どう関わってあげたらいいんだろう」


そんな風に思う日があると思います。

終わりの見えない毎日に、

私を支えてくれたのはいつも言葉でした。

暖かい言葉。
ためになる言葉。
はっと気付かされる言葉。
応援してくれる言葉。

この言葉たちが、
あなたの役にもたちますように。


①心がふっと楽になる言葉

②「なるほど」とためになる言葉

③考えさせられる言葉



①心がふっと楽になる言葉


児童養護施設の心理士が言っていたこと。

「人の話を聴く時、『うんうん』と相槌をうち、『大変だったね』と暖かく労い、『どんな気持ちになったの?』と気持ちを一緒に見つめ、『これからどうなっていけばいいかな』と共に未来を考える。

そしてこれを自分の心にもしてあげるんです。自分の心の声も、同じように暖かく丁寧に聴いてあげて下さい。」

自分の心の声を聴くようになってから、
人にも自分にも穏やかになった。



著名な心理学者が言っていたこと。

「子育てはほど良くでいいんです。完璧はお互い息苦しいですから。

寝ぼけながらでも、子どもより早く起きる努力をしてください。
ごはんは時には美味しくなくても大丈夫です。でも、暖かいごはんを出す手間を惜しまないでください。
生活は裕福でなくてもいいんです。できるだけ穏やかでいてあげてください。
穏やかでいれない日もあります。でも、1日の終わりに「おやすみ」は伝えてあげてください。」

子育てで大切なことが少しわかった。



児童養護施設の主幹が言っていたこと。

「すべてのものを大切にすると、すごく大切なものを見逃してしまうと思うんだ。」

「子どものために自分ができると思うことを1つだけ。1つだけ続けてみてほしい。きっとそれが大切なことになるから。」

自分にできることは多くない。
でもそれで大丈夫。
この言葉を思い出すと、
自分が大切にすべきことがわかる。



児童養護施設の先輩からかけてもらった言葉。

「子どもに何もしてあげられてないなんてことで泣かなくていい。子どもが死んだんか?生きてるんやろ。十分ありがたいやないか。」

子どもに何もしてあげられてないという
罪悪感が少し軽くなった。



卒業式にて。

あるお母さんとお話をした。「中学1年生の終わりから不登校だった息子が、卒業式は登校することができたんです。」と言って安心した様子だった。

息子が友達と2人で肩を並べる様子を写真に収めるお母さん。頬には涙が伝っていた。

終わりが良ければ「良い思い出」になることもある。
それは希望になる。



自殺企図した方々を受け入れ、共同生活する和歌山の牧師の言葉。

「苦悩する方々に対して、僕には何ができるのか。何もしてあげられていないんじゃないか。」
「だけど、目の前の人の助かりを諦めない、ということだけは続けてきた。」

「あなたを諦めない」という姿勢はきっと伝わる。
まだ私にもできることはあるのかもしれない。



児童養護施設の院長が言っていたこと。

「大人になっても心は子どものままなんだ。子どもなのに大人はみんな背伸びして親になろうと奮闘するんだ。
背伸びしすぎると足を攣るやろ?
心の背伸びは、鬱になったり苛立ちが収まらなくなるんだ。
みんな、十分頑張っているんだ。」

心が救われた気がした。



②「なるほど」とためになる言葉


児童養護施設の院長が教えてくれたこと。

「子どもは親の言うようにはせず、親のするようにするんだよ。」

子どもとの向き合い方が変わった。



児童養護施設の院長が言っていたこと。

「子育てには順序がある」
①ほどよい愛情がある
②その家のルールがある
③起床と就寝の時間を決めている
④2と3を守った上でゲームやTV(余暇)を許可する

順序が変わるだけで響かなくなることがある。
優しさの中に厳しさを。



児童養護施設の主任が言っていたこと。

「ここに来る前は不登校だった子って多いの。ここは、学校を無理に行かせようとはしない。でも必ず守ってもらうことがある。それは、

朝決まった時間に起きて、朝食を食べ、簡単な掃除をしてもらうこと。

これさえ守れば、学校に行く行かないは任せるようにしてるの。そうするとなぜか、学校に行くようになる。不思議よね。
朝を丁寧に過ごすだけで、子どもの心は落ち着くの。」

子育ては自分が思っているよりも
シンプルなのかもしれない。



児童養護施設の主任が言っていた。

「子どもから"いい人"と思われようとすると、"都合のいい人"になってしまうのよ。」

「大切なのは、その子の将来を真剣に考えて動くことなの。そうすると、嫌いな人になってしまうかもしれないけれど、信頼できる人にもなれるの。」

子どもと向き合う時、私はこの言葉を大事にしている。



児童養護施設の心理士が言っていたこと。

「子どもが反抗や非行をしている時には、
血の通った壁になることが大切なんです。

子どもは大人を試しています。一見そうは見えませんが、自分の荒れる気持ちを理解してほしいし、自分の反抗非行を止めてもほしいんです。
だから、
『気持ちは分かる。でも誰のためにも良くない。だから何としても止めさせてもらう』
というような、暖かみのある壁。
血の通った壁になることが大切なんです。」

大人のあるべき姿が少しわかった気がする。



児童養護施設出身の友人が言っていたこと。

「私が施設にいた時の話なんだけど。
祖父が亡くなったという知らせを聞いた時、そばにいた担当のお姉さんが誰もいない部屋に通してくれて、そのお姉さんは横に座った。
祖父を失った悲しさと、お姉さんの配慮で涙が止まらなくて。私落ち着くまでに1時間かかったの。その間、お姉さんは一言も発さずに横にいた。
普通慰めたり、大丈夫?とか聞いたりするでしょ。でも、何も言わなかった。
それがありがたかったの。」

きっと人には、悲しみきることが大切な時がある。
それを分かってあげられる人間になりたい。



施設の心理士が言っていたこと。

「落ち着きのない子は、落ち着きがないことが落ち着く方法なんです。貧乏ゆすりや、目をキョロキョロさせること、この落ち着きのない行動が心を落ち着かせているんですよ。」

子どもの行動には何か意味があると
考えるようになった。



施設の心理士が言っていたこと。

「子どもに自分の言葉が伝わってないなと思うと、大人は過剰に、そして早口になります。そうなると、もう何1つ伝わらなくなります。

『きっと、1つぐらいしか伝わない』という諦めと寛容が大切です。そうすると、言葉がゆっくりと丁寧さを帯びてきます。結果的に子どもに1つのことが伝わっていきます。」

子どもを伝える時の大切な考え方になった。



施設の心理士が言っていたこと。

「子どもの言葉を聞いちゃダメです。基本的に子どもは本音を言えません。
言葉通りに受け取らず、心のうちを想像することに時間を使ってください。
そうするとふとした時に、言葉になっていない本音が聞こえてきます。」

子どもの言葉に一喜一憂しないこと。
そして、ゆったりと聴こうとすること。



施設の心理士が言っていたこと。

「子どもが暴れるのは、何か意見があるんです。言葉にまだできない意見が。だから苦し紛れに暴れて伝えようとするんです。」

「言葉にできる子は暴れないんです。」

言葉にすることが心を落ち着かせる。



施設の心理士が言っていたこと。

「子どもが"自立"するためには"依存先"が必要なんです。」

「人は、上手くいかなくても受け止めてくれる場所があるから1人でがんばっていけるんです。矛盾しているでしょ?」

依存と自立の矛盾。どこか腑に落ちた。



先輩の指導員が言っていたこと。

「子どもとの関わりには前後があるんだ。」
◯厳しさの後に優しさを
◯ルールが整ってから楽しい行事を
◯主体性の前に習慣を
◯自立の前に愛情を

物事には土台がある。
まずは土台から作らないといけない。



先輩職員から学んだこと。

「子どもから信頼されるために大切なことがある。」
◯朝子どもよりも先に起きる
◯親の趣味や得意なことに連れていく
◯守れない約束はをしない
◯「なんでこうしたの?」と聞かない
◯「こういう気持ちだからこうしたんだね」という代弁をする
◯子どもが寝る時は部屋まで見送る
◯布団をかけてあげ「おやすみ」と伝える

先輩の経験と工夫が詰まっていた。




③考えさせられる言葉


里親家庭で育った後輩が言っていた。

「僕は血の繋がりが家族の証ではないと思うんですよ。僕の親(里親)は、僕が病気をした時には何時間も神社の前で、僕の病気が治るのを願ってくれたんです。それを毎晩してくれていた。
当時知らなかったんですが、人づてにそれを聞きました。
それを聞いたらもう、愛されてないなんて思えないですよ。」

「血は繋がっていなくても、家族だという感覚が僕にはあるんです。」

家族とは何なのか考えさせられた。



児童養護施設の主幹が言っていた。

「子どもが1つの指導を聞いてくれるのは
それまでに9の寄り添いをしていた時だけだよ」

まず変わるべきは自分だと気づいた。



院長が教えてくれた、愛情について。

「愛情とは、風邪を引いた子に薬を与えることではないよ。
愛情とはね、咳をする子の背中をさする手の温もりのことだよ。」

すーっと心の中に響いてきた。



施設で長年勤める主婦支援員の方が言っていた。

「子育てって、時に命懸けなの。この子を殺すか私が死ぬか。そういう所まで追い詰められることがあるのよ、、。虐待なんて、一歩違えば誰にだって起こりうることかもしれないよ。」

「虐待には、指導ではなく支援が必要なのよ。」

この言葉が忘れられない。



知人の心理士が言っていた。

「発達障害を持つ子の多くは、一生不器用に生きていくのかもしれません。それを親が受け入れられず、厳しく叱って育てると、不器用で愛らしさもない子になる可能性があります。

彼らにとって1番良いのは、不器用かもしれないけれど、素直で愛される生き方だと思うのです。」

自然と頷いている自分がいた。



子どもと向き合うあなたを

私は心より尊敬し

心より応援しています。


↓子どもとの関わりに悩むあなたへ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集