ありきたりな文章をやめたら、バズり散らかした件について…
10,000いいねって、いいね。
10代のころに「主語を抜き、理由を省き、具体例を考えない”言語化をサボる人”は信用しない方がいい」と教わったけど、そっくりそのまま私の信念に変えて大事にしてる。こういう人と仕事をすると「生産的な議論」ができない。「話せばわかる」が成立しない。何より、コミュニケーションコストが高い。
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) March 16, 2025
という戯言はさておき…「わざとインプレッションを減らしているのかな」という投稿があまりにも多くて、見るたびに「もったいなぁ」と鼻息が荒くなっております。申し遅れましたが、DILの川岸(マグ)です。
最近経営者向けに壁打ちをはじめ、2週間で15人の方とお話ししたのですがびっくりするくらい、
「どうやってバズるのでしょうか」
「アカウントをもっと強くするにはどうしたら…」
という悩みが、全員と言っていいほど共通していました。
(壁打ち企画はこちらのnoteから)
また、最近は特に「バズりすぎじゃない?」と言われることが増えており…
「正直バズったから何なの?」という意見もわかるのですが、やっぱXやっているなら”一度はバズってみたいよね”…というわけで、死ぬほど聞かれるバズ理論について、書いてみることにしました。
▼ダラダラ書くのも癪なので、結論から…
はっきり言いますけど、タイトルが10割…というか150割です。
10代のころに「主語を抜き、理由を省き、具体例を考えない”言語化をサボる人”は信用しない方がいい」と教わったけど、そっくりそのまま私の信念に変えて大事にしてる。こういう人と仕事をすると「生産的な議論」ができない。「話せばわかる」が成立しない。何より、コミュニケーションコストが高い。
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) March 16, 2025
冒頭にも書きましたが、びっくりするくらい投稿の書き方でわざとインプレッションを減らしている人が多くて、その99.999999999%がタイトル。
そもそも論ですが、最近は刈り取り型のノウハウをイキリ散らかして広める匿名垢があまりにも多く(口悪くて本当にすみません)、ノウハウ発信していればいいのでは…?みたいな風潮がありますが、
発信は、下記の2パターンに分類されています。
・今すぐ客(顕在層)を狙い打つ刈り取り型運用
・これから客(潜在層)も含めて広める農耕型運用
確かに、今すぐ10人の顧客を獲得したいなら刈り取り型でいい。でも農耕型なら、3ヶ月後に100人の顧客になる可能性を育てられます。
レストランで例えると、刈り取り型は「今すぐお腹が空いてる人」だけに「今日の日替わりランチ」を宣伝するようなもので、農耕型は「美食に興味ある人全員」に「こだわりの食材」や「シェフのストーリー」を伝えて、いつか来店したくなる人を増やすようなイメージ。
ちょっと脱線しましたが、要は「刈り取り型の投稿は表示回数めちゃくちゃロスする変わりに、顕在層には届きやすいよね」ということ。
わかりづらいので事例で出すと…
顕在層向け
・X運用について語ります
潜在層向け
・つい反応しちゃう言葉のつくりかた
少し考えると気づきますが、どう考えても刈り取り型より、農耕型の方が母数が多いです。
なのに、なぜか刈り取り型のチョイスでタイトル設計をする投稿があまりにも多く、それ故に自分でインプレッションを減らしている事実に気づいていないケースが多すぎる…というわけです。
ありきたりに潜在層ばかり追うのではなく、顕在層も踏まえて反応を取るためにタイトル設計をすると、表示回数は変わります。わざわざ投稿の首を絞めないでください。
▼“非アクティブ” を想定して投稿を作っているか…
TL で目立つのはアクティブ勢だけど、実際は 非アクティブ層(見る専)が数千倍いる事実を見落としている人が多くて…
世間の実態を見ればわかるけど、
・いいからやれ!!
・ゾス!!
・朝活!!!あさかつぅぅぅううううううう!
みたいなノリは、Xのアクティブ勢としてはノリノリな風潮でも、非アクティブ勢の見る専からすれば「さむいな…」としか思えなかったり。
Xは関係値の奪い合いなのに、非アクティブ勢からさむいと思われる投稿をしていたら、一生かかってもアカウントは強くなりません。
また、非アクティブ勢に「保存」させ「あとで読ませる」導線がないと、本物の拡散は生まれません。(アルゴリズムについて語るとめんどくさいので割愛します!)
合わせてもうひとつ…ありきたりな文章構成はマジでやめよう。
PREP等の文章は、確かに読めば理解できますが、そもそもAIが書いたような美しすぎる文章ってマジで読まれません。
タイムラインは”折込チラシ”のようなものなので、注目を浴びる投稿以外はびっくりするほど読まれない。だから反応されない。
だから表示回数が上がらない。
というわけで、完璧で美しすぎるAI投稿が流行った現代において、逆に未完成で不恰好なのに読まれる文章にするコツをまとめてみた。
▼読まれない文章を即変える3つのアクション
①4文字以上の漢字は極力削る。
冒頭は 3 文字まで(特に使って欲しいのは「裁判官」「変態的」レベルの強ワード)
変態的だけど、私は”ジャンルを超えた引き出し”を得るために、毎日2時間図書館に通い、1棚から1冊を読んだら隣の棚の本をまた1冊読む「1棚1冊読書」という謎行動をしていた時期があって、これが驚くほど役に立っている。大概のものは”説明できないけど知っている”なので、未知の恐怖がマジで減った…。
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) April 10, 2025
②140字なら句点は3つまで。
多くても4つ。細切れすぎると機械文に見える。「一文を短く論者」に汚染された、短すぎる文章が多すぎる。
大好きな文章マジックの1つに「形容詞を動詞に変える」があって、「悲しい」を『涙が溢れた』に、「嬉しい」を『小さくガッツポーズした』に変えると、瞬間的に情景が想像できるエモさがでる。感情が宿って、文章に色がつくイメージ。多すぎると胸焼けするけど、適切に使うと単調な文章に奥行きがでる
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) April 10, 2025
③当たり前のことを当たり前に書かない。(これ超大事)
ダメな例
会議には時間を守って出席しましょう。遅れると他の人に迷惑です。
良い例
5分の遅刻には反応するのに、5分の延長には無関心な人が多すぎる。遅延も延長も、迷惑量は一緒。
ダメな例
3時間睡眠だと、翌日の仕事の生産性が落ちるから、7時間は寝よう。
良い例
前夜に夜更かしした3時間は、翌日の10時間を犠牲にする。
30代になってからだけど、「仕事ができない人」と評価を受ける人の大半が「不器用だけどマジメな人」「社会性が乏しいけど性格は良い人」「決して頭の回転は速くないけど愚直な人」が大半だなって気づけたの、人生における財産だと思ってる。足りないものではなく、持ってるものを活かせていないだけ。
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) January 19, 2025
説明がニガテな人って「伝えたいこと」を先に言うのではなく「言葉にするまでの思考過程」を全部話してしまう特徴があると思っていて、シンプルに結論が欲しいだけの人に、思考のゴミまで渡してしまうから"説明ベタ/わかりづらい"と評価される。思考は深めて、言葉は削る。これができる人が説明上手。
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) February 25, 2025
とりあえず、この3つをやるだけでビビるくらい反応が変わるので試してみてください。
▼ 文字を画像にしたらさらにバズる、バズり散らかす
ちなみに昨今は、画像で保存を促すのもバズりやすい。
しかも、長文で表現することで人柄も出しやすい。
絶対にやった方がいいので、これまでのタイトルづけ技術などを踏まえてぜひ真似してみてください。
大事なのは、3つ。
①潜在層にも響くタイトルづけをする
②当たり前のことを当たり前に書かない
③保存をさせるために量を増やす(後から見る効果)
● 指摘されると「ムッ」となる人にやってほしいこと
指摘されると「ムッとなる人」にやってほしいこと。
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) March 4, 2025
頭ではわかっていても感情が先に出てしまうのが人間なので、ムッとするのは自然なこと。大事なのは、その後どう言語化して冷静さを取り戻すかで、表情に出た時点で負けだと思ってます。 pic.twitter.com/EKDgjk7Nre
● 表現力を磨くときに効果があったもの 5 選
表現力を磨くときに効果があったもの5選 pic.twitter.com/aRPUGlyWUj
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) April 5, 2025
● “何も話せない人”だった私が変わった 7 つの意識
意見を全く出せない「何も話せない人」だった私が、誰と話しても「どんどん話せる人」になれたので、意識していること7つをまとめてみた。 pic.twitter.com/EY4IBfDnDp
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) April 15, 2025
● ビビるくらい短気だった私が意識した、意味不明な理由で怒らない方法
ビビるくらい短気だった私が意識した、意味不明な理由で怒らない方法。ブチギレて後悔したり、勘違いで恥ずかしい思いをしたことがあるタイプに、おすすめです。 pic.twitter.com/AC1dsO57lg
— 川岸宏司(マグ) (@OnebookofMAG) April 16, 2025
▼やっぱりバズっていいよね…という話
AIが台頭して、本当に量産型の投稿が増えたなぁ…
逆を返すと、タイムラインで見つかる投稿の基準も変わったなぁと思っていたりします。これまでは、論理性が最大限求められていた一方で、美しさ/完璧さには価値がなくなってきました。
未完成な風景が日常だから、完璧な景色に感動するように、
完璧な文章が日常だから、人間味のある未完成な文章に感動する。
人間味と経験談でバズると、やっぱりワクワクしますよ。認知も広がり、アカウントが強くなり、成功体験をハブに集客もできる。
刈り取り型で首を締めるより、農耕型で長く人に興味を持ってもらう運用で”ありきたり”ではなく、”個性的”な投稿でバズりちらかす人が増えたらおもろいな…と思っています。
