人事、コミュニケーション、そして三郷の未来のまちづくりについて
こんにちは。三郷市議会議員の一色雄生です。
今回は、2023年6月の定例会において、三郷市の「人事制度」「市民とのコミュニケーション」「まちづくり」の3つのテーマで一般質問を行いました。
この記事では、市民の皆さんにも分かりやすく、その内容をお伝えしたいと思います。
三郷市に関する提案まとめ(30秒要約)
①人事制度
ゼネラリスト型に加え、専門性を活かす「スペシャリスト型」 を導入し、市民サービスの質向上を目指す。
②市民コミュニケーション:
市公式アプリの統廃合・活用促進、市民の声を行政へ届けやすくする双方向コミュニケーション(LINE、AIチャットボット等)導入を検討。
③まちづくり
・SWOT分析を再実施し、三郷市の強みを明確化、戦略的な地域ブランドを構築。
・ハード面だけでなく、イベントや交流などソフト面の工夫で賑わいを創出。官民連携を推進。
【テーマ①:人事制度をもっと柔軟に、専門性も大切に】
公務員の人事といえば、いろいろな部署を経験していく「ゼネラリスト型」が基本です。
これは、多様な視点を持てる一方で、慣れたころに異動があり、知識や人間関係が途切れてしまうという面もあります。
例えば、市民の皆さんからも「担当が代わったら話がゼロからやり直しになった」という声をよく聞きます。
これは本当にもったいないことです。
そこで私からは、「スペシャリスト型人事」の導入・拡充を提案しました。
たとえば、福祉や子育て、都市計画など、それぞれの分野に特化して長く携わる職員がいれば、より深い知識と経験で対応ができるようになります。
もちろん、すべてを専門型にするというわけではありません。
ゼネラリストとスペシャリスト、両方のバランスを取りながら、市民サービスの質を高めていくことが必要です。
【現状】
専門職採用で、資格を持った職員がスキルを活かした人事というのがあります。
それとは別で、ゼネラリスト型の中でも、特定の部署を任せられる方も中にはいらっしゃる。という話は聞けました。
ただ、前提条件として、属人的な仕事にはならないように、人ではなく組織にノウハウを残していく。
というのが市の考え方。
【テーマ②:市民とのコミュニケーションのあり方を見直す】
◎ 三郷市の公式アプリ、ちゃんと活用されていますか?
現在、三郷市では3つのスマホアプリが運用されています。
「ポケットみさと」
「かいつぶナビ」
「ハザードマップ」
それぞれ魅力的な機能がありますが、似たような内容も多く、「どれを使えばいいの?」「普段からどれくらい使われているの?」といった疑問の声も寄せられています。
そこで私は、以下のような点について市に確認を求めました。
アプリのインストール数や導入・運用にかかる費用
利用状況(どれくらいの人が実際に使っているのか)
今後の統廃合や活用の方向性
せっかく良いアプリがあるなら、もっと使いやすく、市民が活用しやすい仕組みにしていくことが大事だと思います。
また、ホームページや民間のブログとの住み分けも明確にしていく必要があります。
◎ 市民の声をもっとスムーズに行政に届けるには?
市民の声を届ける方法として、現在は投書箱やはがき、電話などがありますが、どうしても一方通行な手段になりがちです。
そこで注目したのが、市川市のLINE公式アカウント。
LINEで「道路が壊れてるよ」「イベント情報が欲しい」「手続きの予約をしたい」など、気軽にやり取りができ、AIチャットも活用されています。
私は三郷市でもこのような双方向のコミュニケーションが必要だと考えています。
AIやチャットボットを取り入れることで、職員の負担も軽減でき、市民サービスの向上にもつながるはずです。
【現状】
三郷市でも2024年からLINE公式アカウントがスタートしています。
まだまだサービスとして、確立していないですが、もっと母数が増えていけば、サービスも良くなるかもしれません。
これからの動向を見守っていきましょう!
【テーマ③:三郷の“らしさ”を活かしたまちづくりを】
◎ SWOT分析でまちの強み・弱みを見える化
「SWOT分析」とは、まちの強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を整理し、戦略を立てる分析手法です。
実は三郷市でも、平成25年に一度SWOT分析が行われています。
しかし、それが今のまちづくりにどのように活かされているのか、あまり見えてきません。
他市の例としては、流山市がSWOT分析を活用し、マーケティング視点で市の魅力を打ち出しています。
「誰のために、何をするのか」を明確にして、広報とまちづくりを一体化させているのです。
私は三郷市にもたくさんの強みがあると信じています。
これをしっかり言語化して、市内外に発信していく。
そのためにも、再度SWOT分析を行い、戦略的に地域ブランドを築くべきだと考えています。
◎ にぎわいを生み出す“ソフト面”の工夫を
三郷市はこれまで「まちづくりは道づくり」として、道路や施設などの“ハード面”の整備に力を入れてきました。
しかし、にぎわいを生むには“ソフト面”
つまりイベントや文化、交流の仕掛けが必要です。
国土交通省でも「官民連携によるにぎわい創出」が重要だとされており、民間と協力してエリアの魅力を高める取組が各地で進んでいます。
たとえば、
地元商店街や企業と連携したイベント
空き店舗を活用した交流スペース
若者や子育て世代が集まる仕掛け など
三郷でもこうした視点で“人が集まる仕掛け”を増やしていく必要があります。
■ 最後に
今回の一般質問では、「内部(人事)」「市民との接点(アプリや情報発信)」「外向けの発信(まちの魅力づくり)」という3つの視点から、三郷市の今と未来について提案をさせていただきました。
私は、三郷市にはまだまだ伸びしろがあると信じています。そのためには、市民一人ひとりの声や力が必要です。
今後も、市民の皆さんと一緒に「もっとやさしく、もっと魅力的な三郷市」をつくっていけるよう、議会でも現場でも動いてまいります。
ご意見やご質問があれば、ぜひお寄せください。
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