【SS】輝く場所へ #毎週ショートショートnote
3/19の週 お題 理科室まがった 410文字制約
「恵美、いつものところで待ち合わせよう」
「OK、わかった。終わったら速攻で行くね、翔」
僕は翔、中学三年生。僕たちの学校には理科室まがった所に裏口がある。家に帰るにはこっちから出たほうが近い。幼馴染の恵美とも時々一緒に帰っている。僕にとっては幸せな時間だ。
小さい頃からお隣さんとして一緒に遊んでいたけれど、僕はずっと恵美のことがずっと好きだった。小学生の時は無邪気に手を繋いでいたけど最近はそうも行かなくなった。だから僕は恵美に告白する決心をして、恵美を理科室に呼び出した。
「僕はずっと恵美のことが好きだった。だから正式に僕と付き合ってほしい」
「ありがとう。翔の気持ちは知ってたわ。でもね、私もう付き合ってる男子がいるの」
僕の頭の中は一瞬でパニックになっていた。断られるという展開が考えられなかったからだ。何をしたかも覚えていない。気がつくと僕と恵美が血を流して横たわっているのが見えた。
「これで恵美は、僕だけのものだね」
了
410文字
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