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【SS】メガネと童話 #毎週ショートショートnote

最近はタブレットの普及とともに子供の本離れが進んでいる。そんな状況を憂いた全国図書館協会と全国メガネ協会が協力して、満を持してグリム童話ATMの展開を始めた。これは再生可能な特殊フィルムで作られた本が出てくる機械だ。ATMといってもTは「Type writing」の略でお金を入れたら特殊インクで印刷されたグリム童話の本がその場で出力されるのだ。

ただし、この本はメガネをかけていない子には見えないようになっている。そこで、メガネをかけていない子供達のためのメガネを作る専門家が用意された。一郎太という販売員で、視力に問題がない子供達のために、負担にならないメガネを一人一人フィットするように作ってくれるプロだった。一郎太は将来作家になってくれるかもしれない子供達のために、誠心誠意いいメガネを提供し続けた。

その甲斐もあり、この町では全員がメガネをかけるようになった。糸を引いていたのはメガネ協会であることは明らかだった。

410文字


さとうタイムさんの記事で紹介されていた一郎太さん(本名ではありません)に登場していただきました。こんな眼鏡屋さんの販売員のかたなら嬉しいですよね。
おかげでメガネのSSからグリム童話のSSへのバトンを渡すことができました。


以下の募集への参加です。 (毎回ムズイお題に悩まされてます)

出題日 4月9日
お題  グリム童話ATM          (ATM : Automatic Teller Machine)
裏お題 無理無理童話88


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#毎週ショートショートnote #小説 #創作 #ショートショート

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