【SS】出会い #毎週ショートショートnote
私には行きつけのメガネ屋さんがあった。私はメガネのあとが鼻につくのが嫌だから、最初はコンタクト派だった。でも最近ちょっと変化があった。よく行くメガネ屋さんのメガネ部門の方に、私好みの素敵な男性が配属されてきたのだ。背が高くて、すらっとして小顔で丹精な顔立ち。一眼見て私は惹かれてしまった。
私は生まれて初めてメガネを作ることを決心した。素敵な彼氏は火曜日がお休みらしいので、月曜日にメガネ屋さんにいって、新しいメガネを彼に作ってもらい、火曜日のお休みに誘ってもらえると嬉しいなと思い、胸を弾ませて月曜日にメガネ屋さんにいった。
素敵な彼は私の相手をしてくれ、視力検査とメガネを選ぶためのアドバイスをしてくれた。その優しい接客に私はうっとりしてしまい、メガネのフレームなんてどれでもいいと思えるほどだった。幸せな時間が過ぎていく。
選んだメガネのフレームとレンズを確認する時、視線が彼の左手に落ちた。薬指には指輪が煌めいていた。
410文字
以下の募集への参加です。 (毎回ムズイお題に悩まされてます)
出題日 4月2日
お題 メガネ初恋
裏お題 メガネ冠婚葬祭
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