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34年前の今日(8月1日)

 今日は8月1日。最も水を使う月の初めで節水奨励のために「水の日」と定められたそうです。

 私にとっては、IT業界で勤めた最後の会社に入社した記念日になります。
何社か転職して落ち着いた最後の会社には33年間お世話になりました。(33年のうち最後の3年弱は子会社の役員として働きました)

 1988年の中途入社社員は700人にも上っていたと思います。そんな中、同じ部署に配属されたのが、私を含めて3人でした。私以外の2人は途中でそれぞれの目標に向かうために退職していきました。遠い記憶です。

 多くの人に出会い、多くの人と別れてきたように思います。出会いがなければ転職することはなかったと思うと人の縁は人生に大きく左右する出来事だなと思います。

 1988年の春を過ぎた頃、「我々の会社で中途採用を募集しているから受けてみないか」という誘いを受けました。最もその後で「受かるかどうかは君次第だけど」と釘も刺されましたが、挑戦するまえに諦めることも嫌なので応募して試験に挑んだことを覚えています。ペーパー試験では、適正試験(簡単な計算や規則性を見つける問題)、英語、作文があり、虎ノ門会館でずらりと並んだ会議用テーブルで必死になって取り組みました。時間にしてほぼ3時間くらいの試験だったと思います。この時の作文の課題はいくつか題が指定されていて私が選んだのは「最近感動したこと」でした。通常は、自分の身の回りで起こったことを書くと思うのですが、私はこの時「徳川家康」について書きました。山岡荘八さんの、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の歴史小説を読んだばかりだったのです。そして、結果的に徳川幕府への礎を築いた家康の先見の明と我慢と努力はすごいと感動し、入社試験の題材にしてしまいました。

 その後、面接へと進み機関銃のような質問を経て「合格したよ」と教えてもらいました。その時は、嬉しさのあまり飛び上がりそうでしたが、お客さま先だったので「ありがとうございます」とだけ言って、最後となる転職活動が終了しました。血気盛んな頃の良き思い出の一つです。

 入社した後は、8ヶ月間の中途入社社員用の短縮研修に放り込まれることになります。その時の思い出は、別の機会に記事にできたらと思っています。


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#エッセイ #思い出 #入社の記憶 #転職

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