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身近なところで

 ある時、管理組合の掲示板が目についた。期間限定ではあるが、いわゆるバザー会場を設置して、みんなが作ったものを持ち寄って売りましょうという企画が目に止まったのだ。

 私も一応創作活動をしているわけである。物理的なものはないけれど電子書籍であればQRコードで紹介できるのではと思った。そこで、これまで書いた小説へのQRコードを印刷し一覧にして、提出することを試みた。壁にでも貼っておいて貰えればいいなと思ったのである。

 ある日、コンシェルジュの前を通った時に呼び止められた。すでに名前を覚えられているらしい。(ここでは、松浦さんと表記)

「松浦さん、理事長からの伝言を預かっています。少しお時間よろしいですか?」
「はい」(電子書籍の件だなと思った)
「電子書籍の件でご連絡をいただいていますが、掲示だけではなく、ワークショップみたいなことを開いていただくことはできませんか?」
「えっ、ワークショップですか? でも電子書籍について知りたいと思う人がそれほどいるとも思えませんが」(まさか話をすることを持ちかけられるとは思っていなかったので一瞬戸惑った)
「いいえ、興味を持っておられる方はいらっしゃると思います。それで、松浦さんが、なぜ電子書籍を出そうとされたのか、その時の経緯などをご紹介いただければと思っております」
「なるほど。私自身はワークショップをすることでもいいですよ」
「本当ですか、ありがとうございます。理事長に伝えておきます」

 こんなようなやりとりをして、快諾はしたものの、肝心の内容については話ができていないし、いつ開催かも聞いていない。それにZoomでやりましょうと言っても難しいだろうし、プロジェクターなんてあるわけないだろうしと、心配事が増えそうな予感がしている。その一方久しぶりのプレゼンだなと、内心喜んでいる自分もいる✌🏻

 まずは説明のためのシナリオを考えて資料を作っておかないといけないかなぁ。

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#管理組合 #電子書籍 #ワークショップ #日常 #エッセイ



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