29才、携帯中毒。オークラ京都で、圏外のすゝめ
滋賀県出身で京都在住のOLが、京都での背伸びしない暮らしをご紹介する日記です。
2月16日、京都は朝からくもり。
昨日までは「ポカポカで春みたいだね」なんて言っていたのに、今日はまたキュッと寒くなって、コートを引っ張り出しました。
みなさんの街はいかがでしたか?
さて今日は、先日行ったホテルオークラ京都のカフェでの話を日記にしようと思います。
その日は朝からなんとなく思考がモチャモチャしていて、天気もどんより。
終わりが見えない仕事のことを、引きずっていたのかもしれません。なんだかなぁって。
そんな私を見かねてか、夫が「せっかく週末やし、オークラのカフェでも行く?」と誘ってくれて、午後から出かけることになりました。
ちょびっと贅沢するだけで、気分は良くなるもんですよね。
ムフムフ。
ちょうどこの前の日記に書いた友だちの結婚式の前だったので、髪型とか着物とかをリサーチしようと思ってオークラに繰り出したんだけど…オークラのカフェで、電波がつながらない。
私は楽天モバイルなんですが、最近はどこでも繋がるようになったのに、オークラのカフェは圏外。もっと頑張れよ楽天モバイルぅぅ!と心の中で文句を言い、仕方なく店員さんに「ホテルのWi-Fiのパスワードを教えてください」とお願いしました。
待ってる間、「せっかく調べたいことあったのになぁ」とまたモチャモチャしかけたとき、ふと気づきました。
あれ、周りの人、誰も携帯を触ってない。
横の上品なご夫婦はコーヒーを飲みながら静かに会話をしていて、奥の家族連れは楽しそうに食事中、一人で来ている方は窓際の席で優雅に本を読んでいる。
もしかして、こういう上質なホテルのカフェでは、誰も携帯に縛られずに、ただ「その時間」を楽しんでいるのではないか。ホテルから見える河原町通りをぼんやり眺めたり、綺麗なうつわに見とれたり、はたまた壮大な物語に思いを馳せたり。

2025年のM-1でのドンデコルテのデジタルデトックスのネタで、
「霧に包まれていたいんです」みたいなくだりを、私は笑いながら見ていたけれど、今の私はまさに、頭の中がずっと霧に包まれていたんじゃないか?と。
仕事のこと、予定のこと、返信のこと。
常に何かに追われて、現実逃避するようにSNSで情報を浴びて。
そんなことを考えながら、Wi-Fiを待つあいだ、コーヒーやケーキを運ぶスタッフさんのキビキビした動きをぼんやり眺めるのでした。

